結成時から目標に掲げていた日本武道館でのワンマン・ライブを、デビュー4周年を記念して開催。見事満員御礼&大成功に終わらせた、声優とアイドルの活動を両立するハイブリッド・ユニット”i☆Ris”。彼女たちの2017年1枚目の、武道館後初のシングル「Shining Star」は久方ぶりにTVアニメ『プリパラ』のOPテーマに起用。その『プリパラ』のクライマックスを盛り上げるのはもちろん、武道館公演を経てもなお向上を止めない6人の強い気持ちを改めて表明した1曲ともなっている。
また、その『プリパラ』の劇場版最新作『劇場版プリパラ み~んなでかがやけ! キラリン☆スターライブ!』も、3月4日より公開がスタート。そこで今回は、新曲への想いとあわせて劇場版の見どころについても、6人に楽しく語ってもらった。
歌詞はもちろん、ダンスから衣装まで“集大成”の詰め込まれた1枚に
――今年初の、そして武道館公演後初のシングルとなる「Shining Star」ですが、まずこちらの表題曲の印象やお気に入りの点からお教えください。

山北早紀 初めて聴いたとき、直感で「……集大成なんだなぁ」って感じましたね。メロディラインもそうですし、最後の歌詞でも「Forever プリパラ」って歌ってるし。お気に入りなのは、2番サビの前半部分の歌詞ですね。去年武道館をはじめi☆Risはいろいろ挑戦してきたので、「頑張ろう頑張ろう!」って気を張っていたところもあったんです。そんなときに「ためらわないで 笑いながら進もうよ」っていう、“笑いながら”という言葉に「そうだよな、楽しくなきゃ意味ないし、笑っていこう!」って、いい意味で緊張をほぐされました。

芹澤 優 私は「キミだけしかできないこと」とか、そういう部分が大好きです。もちろん協調性も大事だけど、「自分にしかないものが絶対ある」って信じたいし。しかも、この曲って今の私たちだからこそ説得力を持って歌える曲だと思うんですよね。全然売れてなかったところから武道館まで立った私たちが言う「夢はかなう」って言葉は、説得力が違うじゃないですか?なので、今だからこそ発信できるなっていうのをレコーディングしながら感じました。

茜屋日海夏 私もはじめは、どちらかと言うと切ないほうのクライマックス感をすごく感じたんですけど、この曲を歌ったときは『プリパラ』もとりあえず今回でひと区切りになるということもあって、ちょうど「どうやってらぁらちゃんを演じよう?」と迷い始めた時期でもあったんです。それは今もそうなんですけど……だからこの曲は、“らぁらちゃんと自分”って置き換えながら歌っているところもあるんです。らぁらちゃんがどんどん成長していくのに、私自身伸び悩みを感じてらぁらちゃんにどんどん先を行かれる寂しさを感じていたところもあったので、落ちサビ前の「一人きりは淋しい」のが私で、「世界に一人きりのアイドル」な友達がらぁらちゃん、と一対一になっているのを想像しながら。でもそんならぁらちゃんを観てると、『プリパラ』が始まるときに「私、らぁらちゃんと二人三脚で成長したい」って言ってたのを思い出して、追いつけ追い越せの精神でまだまだ頑張らなきゃ……って歌詞にすごく元気をもらったんです。なのでこの「Shining Star」は、これまでの『プリパラ』曲よりもさらに感情移入できた、本当に集大成の曲になったなって思います。

若井友希 私この曲の、特に間奏の振付が好きなんですよ。今までの、「Make it!」から「Ready Smile!!」までの『プリパラ』OPテーマのフリを全部つなげているうえに、それが『プリパラ』の物語の流れと同じように、みれぃとらぁらが出会って、そふぃが加わって、DressingPaféができて……っていう流れになっててすごくエモいんですよ!ダンスの先生もずっと『プリパラ』もi☆Risも担当していて、私たちのこともすごく考えて振付もしてくださっているので、「やっぱり、いろんな方の集大成なんだな」ってすごく感じました。
芹澤 私が「Make it!」を踊ってる最中にひみが入ってくるので、本当にアニメのストーリーと一緒の流れなんですよ。

澁谷梓希 リリイベでももう踊ってるから、もう観て楽しんでくれてる人もいるかもしれないね。
若井 しかも今回のMVはダンスが入ってないストーリーモノだから、ダンスはライブでしか観られないので……ぜひライブに来て、観てほしいです!

久保田未夢 私は、初めて聴いたときに「ひとりぼっちじゃきっと見つからない 誰かの優しさで今ここにいる」っていう部分が、そふぃとしても久保田未夢としても心に刺さって。たぶんそふぃも、あのままひとりでソロ活動を続けてたら今の笑顔はないと思うし、i☆Risって、元々オーディションのときには何人受かるかも全然決まってなかったので、私ももしかしたらひとりだったかもしれない。でもたぶん“ひとりぼっちだったらきっと見つからない楽しさ”が、そふぃはこの3年、私は4年間にぎゅぎゅっと詰まってるな……って、この歌詞を観て思いました。あと、MVは「この時期のMVは基本的にダンスはほぼ入らないんだな」ってふつふつと感じて(笑)。個人的には「i☆Risはそういう流れをこれからも続けていくのかな?」というのを、楽しみにしています(笑)。
澁谷 今回このシングルで、初めてi☆Risの衣装デザインをやらせてもらったんです。『プリパラ』にi☆Risが関わる集大成のようなシングルなので、“卒業”っていうワードを最初に置いてから、『プリパラ』の自分の好きなコーデとかをいろいろ見てディティールを詰めていきました。ちょうど発売時期が卒業式のシーズンなので、寂しさと華やかさとがあるように制服と同じ生地にしてみたり、メンバーそれぞれの特徴を活かせるように……たとえば、さきさまだったら誰よりも丈を短いズボンにしたりとメンバーごとに細かく設定できたので、お気に入りというか推しポイントです。フィッティングのときは不安だったんですけど、みんな「いい!」って言ってくれて。ファンの方もすごく「かわいい」って言ってくれたので、今は「よかったぁ……!」と思ってます(笑)。
エッジ利きすぎ!? 初めて自分以外を演じたMV
――そうやっていろんな観点からこの曲に触れられたあと、レコーディングなどで歌ってみてより思い入れが深くなった部分などはありましたか?
芹澤 私は、「ただうまく歌って上手にやれば、いいシングルになるわけじゃないんだよな」っていうのを、この曲で気付かされました。実はこの曲、最初歌ったときに自分の声があまり聴こえなかったので何回か歌い直したんですよ。みんなの歌声に個性がどんどん出てきているから、より自分の声の良さみたいなものを出していかなきゃいけないな、と思って。おかげで自分の中での課題も、「もっとこうしていきたい」というものも見えたので、私にとってすごく大事なシングルになりました。
茜屋 私はさっき言った部分のほかに、最後の「Forever Dreamer Forever プリパラ」っていうところも歌いながら結構グッときて。しかもこの“Forever”っていう単語がまたうるっと来ますよね。だってちっちゃい頃に観た自分に夢を与えてくれたものって、大人になってもずっと心の中に残るじゃないですか?私自身もそうだったので、『プリパラ』がそんなふうにみんなの心にずっと残ってくれたらいいな、って想いを込めながら歌いました。
若井 私は、たくさん出てくる“キミ”をi☆Risだと思って、i☆Risのことを考えながら歌ったんですよ。武道館後だったので、よりみんなでここまでやってこれたありがたみをすごく感じたので、割とポジティブに歌ってましたね。
――ソロパートの歌声の入り方が柔らかめだったように感じたんですが、そこにはそういう想いがあったんですね。
若井 そうですね。i☆Risとしてはまだまだこれからなので、「寂しいな」とかより「ここからだぞ!まだまだ頑張ろう”」という想いで歌っていました。
――それと、結構意外に感じたのがパート割です。山北さんのソロで始まるのって、表題曲だと初めてだと思います。ペア含めても「イチズ」以来で。
山北 え、そうなんですか!?でもたしかに珍しいかも……それに「Shining Star」って、今までの『プリパラ』曲のなかでいちばん一人ひとりの声がピックアップされてるように思うんですよ。武道館明けで6人の個性がより際立ったからこそ、みんなこうやってひとりずつ歌っているのかな?とも思うし。やっぱりひと区切りで、またあらたな挑戦なのかな?って思いますね。
――おっしゃるように、皆さんの声がそれぞれ立ってるからそう感じたんだと思います。なので、間違いないようMVで確認してきまして……。
久保田 そうだ!今回のMV撮影、とにかく楽しかったんです!(笑)
一同 (笑)
若井 MV、ひたすら面白いんです!
山北 オフショットすごそうだよね(笑)。
――え、本当ですか!?
芹澤 曲も歌詞も両方王道なので、「ここでちょっと外してきたんだ!」みたいな。
山北 よく考えたら、内容はいい内容なんだけどね?
久保田 そう、ストーリーはいいんですけど……みんなのビジュアル?
澁谷 そうだね、ビジュアルだね(笑)。
茜屋 うん、ビジュアルの比率がちょっとおかしい(笑)。もうショートバージョン観てくださった方もいると思うし私も自分で観直したけど、ビジュアル、面白い(笑)。
澁谷 今回私服のバージョンが2パターンあるメンバーもいるんですけど、それを決めたのがスタッフさんなんですよ。そしたら「え、これ!?」みたいな子が出て(笑)。
若井 今までi☆RisのMVって自分を演じてたことが多いんですけど、今回はまったく違う人を演じてMVを作ったんですよ。それが初めてで。
久保田 でも意外とストーリーの中で演じてるキャラもみんな近くて、「あぁ、この子だったらこの役だな」って思うかも。
茜屋 うん。たしかに感動はするし、みんないそうではあるんですよ。
山北 だから、フル買って観てほしいなぁ……(笑)。UPされてるショートバージョンって1コーラスだけじゃないですか?でもこれは全部観ないと、ダメ!
若井 フルじゃないと伝わんないよね(笑)。
澁谷 ちょっとした異変にも気づくよね。それが何かは観てみてのお楽しみですけど、たぶん「あれ?」ってなると思います(笑)。
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