リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

NEWS

2016.08.02

榊原ゆい『Summer★LOVE×Live2016』オフィシャルライブレポートが到着!

news-16080222300-c001

2016年7月23日渋谷duoで開催された榊原ゆい『Summer★LOVE×Live2016』。

舞台の暗転と同時に観客の振るピンクのペンライトが会場を包む。
そんな中白のメッシュパーカー、L×TDC(ラブトラダンスカンパニー)のTシャツとブルーのデニムスカートという夏らしいシンプルで爽やかな衣装で登場したゆいにゃんは1曲目に「キラリ☆夏」を熱唱。

news-16080222300-c020news-16080222300-c005

最初からパワフルにステージを盛り上げる。今回は『Summer★LOVE×Live2016』ということで、あらかじめファンに“夏曲”を投票してもらい、その結果をふんだんに盛り込んだ夏曲だらけのセットリストになっている。
「真夏のCielo」「夏の祈り」「☆☆☆☆☆☆」とバラエティーに富んだ夏曲を次々と歌い上げていく。MCでは、「☆☆☆☆☆☆」(むつぼしキラリ)ってタイトル読めないよね(笑)。スタッフさんも最初読めなくて……という読み方についても盛り上がった。

今回主に夏曲ということでセットリストを組むに当たり、夏曲を思い返してみるとめっちゃあるよね!榊原ゆいの夏曲!と、ゆいにゃん自身も驚くほど様々な夏曲があるとのこと。そんなたくさんの夏曲の中から、ゆいにゃんとお客さんが投票で選んだ夏曲が自身のライブ最大曲数披露されていく。

news-16080222300-c008news-16080222300-c006

そして次のセクションでは連続5曲の楽曲を一気に歌い上げることに。夏と言えばこれでしょ!という「School meet you」、男性ダンサーたちがスイカのビーチボールで盛り上げた。続いてキュートで爽やかな「Summer Angel☆」「Shining Orange」、ゆいにゃんの力強く伸びやかな歌声が響く「Blue Horizon」、最後はノリノリでタオル回しが入る「Splash!」。ビーチでライブを開催しているかのようにゆいにゃんもお客さんたちも夏曲にノリノリになったところで、ここで新曲もちょっと歌いましょう!とゆいにゃんが歌ったのは「初めての恋よ咲き誇れ」と「コイゴコロ to Beat!」。ロックで爽やかに、夏曲とはまた違ったかっこよさを新曲で見せた。

news-16080222300-c019news-16080222300-c003

普段は汗をあんまりかかないというゆいにゃんも、汗はかいてないけど水分はとっておかなきゃね…と、普段聴けない曲のオンパレードで前半戦でもかなり盛り上がる会場に、ファンの熱を感じていたようだ。再びセットリストは夏曲へと戻り、さらにヒートアップしていく。

続いては「Try Real!」「スイッチ・オン♪」「青空キッス」「太陽の咲く星で」「summer day」と5曲を歌い上げ、それでもまだまだ夏曲あるよ!と「AquaVoice」「Blue eyes」、夏曲には入らないかもしれないと思ってたのにやっぱりlightさん曲あった!と語っていた「Imitation」、「ラピスラズリの恋」、可愛くてコミカルなダンスが特徴的で思わずダンスを目で追ってしまう「BLUE BIRDシンドローム」を披露。
最大曲数を歌うと豪語しているだけあって、1つのセクションに4、5曲が当たり前のライブ。歌って踊って、それでも元気いっぱいのゆいにゃんの体力には目を見張るものがある。

news-16080222300-c004news-16080222300-c007

そんなゆいにゃん、次の曲、ライブでは初めて歌う歌「Love♡Island」の中に出てくるセリフの「大好き」はちょっと恥ずかしかったようで、後のMCで「Chu」っていう歌詞のある歌もよく歌うけど、それとは違う恥ずかしさがあるよねと照れくさそうに語っていた。
夏曲とはいえ、ノリノリのものばかりではない。バラードの「リフレイン」力強く張られるハイトーンが印象的な「HIGH VISION」、ダンサーたちとかっこよくダンスを決める「聖剣なんていらない」、流れるように男性ダンサーと女性ダンサーが交互に登場しダンスを踊り続く「SHINING STAR」「月聖ノ蒼炎曲」、そして本編ラストは「STAR LEGEND」で、熱くステージを締めた。本編は終了ということで、一旦ステージからは去ったものの、ゆいにゃんのライブはまだまだ続く。

アンコール1曲目はノリノリで「Ready Go!!」を熱唱。その後のMCではファン投票の結果発表もしっかりとしてくれるところが、ファンには嬉しい演出だろう。続いて夏の青春ソング「ひとなつの」、ライブでは定番でとにかく盛り上がる「Blue mind」、「片翼のイカロス」、そしてみんなが蒼く染まり一体となって盛り上がる「Eternal Destiny」でアンコールも終了。だが、お祭りはまだ終わらない――

news-16080222300-c017news-16080222300-c014

実はこの日、長年ゆいにゃんの後ろでバックダンサーを務めていた男性ダンサーの1人OCHIさんがバックダンサーを引退することになっていたのだ。それを知っていたファンたちは、なんとWアンコールの際「アンコール」という通常のかけ声ではなく「OCHI! OCHI!」とOCHIコールでアンコールを呼びかけた。普段からダンサーを大事にするゆいにゃんの気持ちがファンにも伝わっていることがわかる暖かい声援だった。再びステージへと登場したゆいにゃんとダンサーさんたち。

news-16080222300-c012news-16080222300-c013

夏曲ではない「恋の炎」で登場。実はOCHIさんから、最後にこの曲を踊りたいというリクエストだった。その後MCでは心温まるOCHIさんからの他のダンサーさんやゆいにゃんへと宛てた手紙が読まれ、涙も見せながらそれでも笑って会場みんなで見守る温かい空気の中、OCHIさんからのもう一つのリクエスト曲、ラストに「message!」がかかる。最後の「ラララ~」の時にゆいにゃんがOCHIさんにマイクを渡し、最後のダンスはOCHIさんにセンターを譲って自分はバックダンサー位置に入るという、なんともゆいにゃんらしいサプライズ!

news-16080222300-c015news-16080222300-c016

ゆいにゃんやメンバーはもちろん、会場も精一杯OCHIさんに「お疲れ様」を伝えた。ラスト2曲のダブルアンコールは「OCHI★LOVE×Live2016」!と言うゆいにゃんの気持ちや、ダンサーさん達との絆が感じられ、最後まで元気でここまでのパフォーマンスで走り続けても何故か汗をかくことなく(本当にどういうこと!?)声高らかに歌い上げた全36曲、4時間半の夏ライブは幕を閉じた。

news-16080222300-c010news-16080222300-c011

夏曲満載、沢山の笑いあり、最後は感動ありで終わったライブは、楽しいひと夏の思い出となった。

TEXT by 海梨

 

関連リンク

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP