5人揃ってのステージは笑いとキラキラでいっぱい!“『ハロー!!きんいろモザイク』スペシャルステージ”をレポート

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3月22日、AnimeJapan 2015内REDステージにて“『ハロー!!きんいろモザイク』スペシャルステージ”が開催。大宮 忍役:西 明日香、アリス・カータレット役:田中真奈美、小路 綾役:種田梨沙、猪熊陽子役:内山夕実、九条カレン役:東山奈央の5人と、Rhodanthe*勢揃いのステージ。それだけに非常にチームワークのいい和やかな、『きんモザ』らしいステージを観ることができた。

イベントは1期の場面写を使ったミニ・ドラマからスタート。1期を思い出すようなはしゃぎっぷりのカレンが探しものをして4人からはぐれる……というストーリーに沿って、まずは東山以外の4人が登壇。ほどなくして、当日販売されていたエコバッグとクロッキー帳を手に「こんなものを拾ったデース!」と東山が登場し、Rhodanthe*勢揃い。「ハロー?(Rhodanthe*)」「コンニチハ!!(客席)」と、客席とのやりとりもまた温かい。また、最新PVの上映中、舞台端で新OPテーマに合わせて跳ねるキャスト陣も、かわいらしかった。

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続いて、「会場には『きんモザ』のイベントが初めてという方も多いのでは?」ということで、『きんいろモザイク』という作品を改めて紹介していくことに。ただ、それも普通にやっても面白くないということで、用意されたBOXから札を引いて、役割分担して進行することに。だがこの札、田中が引いた“あらすじ”や西の“5人の関係”のような真っ当なものもある一方、内山が引いてしまった“お手伝い”のようにちょっとおかしなものも混入。中でもカレン役の東山が見事に“「きん!ぱつ!」と相槌を入れる”を引き当てていたのは、“持っている”としか言いようがない。

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とりあえずあらすじ担当の田中が説明を始めてはみたが、随所に「きん!」「ぱつ!」と挿し込まれる合いの手に「じゃまだなぁ(笑)」と思わずこぼしてしまう。その困り具合が、またいじらしかった。また一方で“お手伝い”内山は、西に“肩揉みという名のお手伝い”を実行するなど、ステージはなかなかにフリーダムな空間へ。“5人以外のキャラ”担当の種田は真っ当に進行するが、今度はそのマトモさに内山・東山が自身の担当を忘れるという展開に。急にそれぞれの担当を再開したふたりだったが、最終的には西・田中も加わって説明中の種田を扇ぎ出す。このチームプレーにブレずに最後まで説明を終え、自身の見え方から「以上、アラブの石油王からお送りしましたー!」ときっちりオトす種田、流石である。アフレコもこのような雰囲気で行われているとのことだったので、現場でのチームワークの良さを体感できるひとときだったのではないだろうか。

ほかにもAnimeJapanの開催日限定で配布されたフライヤーでの謎かけにも話題が及び、それぞれがこの場で改めて朗読……していると、「なんだか歌いたくなってきた」と軽い“茶番”が始まり、『ハロー!!きんいろモザイク』OPテーマ「夢色パレード」を披露。すかさず5色のペンライトが客席を染める。1期のキラキラ・ワクワク感を引き継いだ幕開けにふさわしい1曲で、客席の盛り上がりもさることながら、間奏でロッキンなピアノに合わせてはしゃぎ回るRhodanthe*の姿も印象的だった。

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その後、各種告知に移っていったのだが、『ご注文はうさぎですか?』とのコラボの紹介で種田が会場を再度湧かせる。「心がぴょんぴょんするんじゃぁ~!」と叫ぶメンバーたちのセンターで見事に決めポーズを取り、「すごいね!もう堂々と(似てるって)言えるんだね」とうれしそうな表情を見せていた。

最後にこのステージもファンへのメッセージで終了……だが、ここでも普通に終わらないのが『きんモザ』。川柳形式できれいに締める、というチャレンジが。まず東山は「きらきらと 輝く日々が 始まるよ」。声優になるという夢がかなって、しかも作品に向き合いイギリス英語を勉強し直している彼女は「今は青春みたいな気持ちでいるので、ぜひ私たちの青春に皆さんも巻き込まれてください!」と締めた。続く内山は衣装にかけて「リボンはね 忘れたわけじゃ ないんだよ」とひと笑い起こしたところで、「私たちの笑顔で、皆さんにも笑顔になっていただけると思います!」と続けていた。そして種田はこの日のステージを振り返り、「楽しくて 時間が経つの 忘れちゃう!」の一句にきれいにまとめる。

続く田中だが、なんと自らの申し出で短歌にチャレンジ。しかも詠まれた首が「“しのぶ“れど “あぁや”ってきた 2期だから “ようこ”そ観てね “かれん”な“アリス”」と、メイン・キャラ5人の名前を織り込む素晴らしい出来。これには客席からもこの日一番の歓声と拍手が起きる。

……ここで終わればきれいだったのだが、ラストを飾る西が「アリスのね 金髪ペロペロ 食べたいな」と見事に大オチをつける形に。ただ、このバランス・役割分担もRhodanthe*ならではのものなのかもしれない。

前述のとおり「アフレコもイベントのような雰囲気」で行われているという本作。であればきっと、他キャスト・スタッフも巻き込んだ素晴らしいチームワークで製作が進行しているはずだ。その空気感から生まれた物語がきっと、4月からまた私たちにキラキラした『きんいろモザイク』の日常を届けてくれることだろう。

TEXT BY 須永兼次

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