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2014.04.21

『月蝕のエゴイスト』から、“~白濁の空~”出演・増田俊樹と“~緋色の空~”出演・藤原祐規のオフィシャル・インタビューが到着!

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4月・5月に2ヵ月連続リリースされる新作乙女向けオリジナルドラマCD『月蝕のエゴイスト』から、出演者である増田俊樹と藤原祐規のオフィシャル・インタビューが到着した。

 

【増田俊樹・藤原祐規 オフィシャル・インタビュー】

――『月蝕のエゴイスト-愛しすぎて、壊したい-』とはどんな作品ですか?

増田 聴き手である主人公の“あなた”と各話の主役、『~白濁の空~』では鳥海浩輔さん演じる“藤原玄音(ふじわらのはるね)”、『~緋色の空~』では下野 紘さん演じる“天野逸聖(あまのいっせい)”との少し歪んだ愛情を描いている作品です。サブタイトルの“-愛しすぎて、壊したい-”が表している通り、愛しすぎて次第に玄音や逸聖がどこかおかしくなっていく、鳥海さんと下野さんの壊れていく演技が聴きどころです。

藤原 言葉で追いつめられていくのですが、その台詞をダミーヘッドマイクで囁かれる、そんなCDになっています。

――おふたりが演じるのはどのようなキャラクターになっているのですか?

増田 第三者目線でふたりを観ているという感じですね。決して話に干渉しているわけではないので。聴き手である主人公(あなた)と関係性のある人たち、僕だったら弟の玉衝。

藤原 僕は主人公(あなた)の兄ですね。壽太という役です。玉衝も逸聖も主人公を天から見守っている存在なんですが、声も届かないし触れることもできない。おかしくなっていく玄音や逸聖に不安を抱くが何もできない、切ないポジションですね。

増田 主人公は聴いてくれているあなた自身なのでしゃべることがないんです。そこを僕たちのキャラクターが誘導していっているのかなと思います。だた、タイトルにあるように『月蝕のエゴイスト』なので、月が出ていないときは、ぼくらは見守ることもできなくて。

藤原 なので“月蝕”の時にだいたい何かが起こって、次にぼくたちが姿を現すときには、おかしな展開になっている……、という。その辺の歯痒さみたいな部分も聴きどころになっていたらなと思いますね。

増田 ある意味ストーリーテラーに近い存在ですね。

――どのような内容になっているのでしょうか?

藤原 玄音は逸聖に比べるとかなりアグレッシブな愛し方だよね。

増田 そうですね、玄音は結構行動に移してますね。

藤原 愛の表現の仕方がふたりのキャラクターで違うので、そのあたりの聴き比べをしても面白いと思います。

増田 『~白濁の空~』は主人公が玄音の愛に巻き込まれていきます。逆に『~緋色の空~』は少しずつ歩み寄られる感じです。「こういうことをして?こういうことをしてくれないとやだ」みたいな。

藤原 そうそう、それがどんどんエスカレートしてじわじわと主人公を追いつめていく……。ふたつの作品のそれぞれの色が出ていてとても面白くなっていますね。台詞ひとつひとつにも時代背景が見えて、作品ごとで違う愛が描かれているので、違う楽しみ方をしていただけるのではないかなと思います。

――カウントダウンラジオはカジュアルなテイストですね。

増田 好きにしゃべっていいですよと聞いたので(笑)。

藤原 ドラマ本編自体、特に後半とても深くどんどん攻めていくシリアスなテイストなので、カウントダウンラジオは真逆にカジュアルに、ということでした。僕らが玄音や逸聖の立場に立ったらどうするだろう?とか、ちょっと親近感のある内容になっていると思います。

増田 両方聴いてギャップを楽しんでいただきたいですね。ラジオを聴いていただいてドラマ本編への楽しみが増えていったらいいですね。

――作品のオススメやポイントはどこですか?

増田 玄音や逸聖の、主人公への愛し方が分からなくなって、相手に対してその想いをぶつけるように接してしまうところからの急展開を、ダミーヘッドマイクを通して聴くことによって、とても鬼気迫るものになっているのではないかと思います。

藤原 途中まで甘いお話だったのが、想いが強すぎてどんどんおかしくなっていく様を聴いている皆さんがどう感じるか、というのがとても気になりますね。行き過ぎてしまった想いをうれしいなって受け止めるのか、それはちょっと……ってなるのか。物語が佳境を迎えたときの皆さんの反応がとても気になります。

増田 究極の愛、ですね。

藤原 そんな不器用なまでの愛がすごく聴きどころになってくるのでないかなと思います。

――最後にメッセージをお願いします。

増田 非日常を求めている方には特にお勧めのCDになっていると思います。そうではない方にとっても、作品として主人公の立場ではなく、僕ら(玉衝、壽太)みたいな第三者目線として聴いてもすごくドラマとして楽しめる作品になっているので、よろしくお願いします。

藤原 ほかのシチュエーションドラマCDと違うところは「途中から壊れていく完璧な男」というギャップですよね。それがすごく表現されていると思います。例えば『~緋色の空~』の逸聖は、主人公の通う学校では女の子たちからすごく人気なんですよ。容姿端麗、料理も上手い、優しい、そして女の子に興味がないのではっていう女の子のツボがすべて揃っている感じ。その完璧な男が愛によって次第に壊れていく……。そのギャップは『月蝕のエゴイスト』でしか聴けないと思うので、聴かないと損ですよ!

【「月蝕のエゴイストー愛しすぎて、壊したいー」PV】

 

■『月蝕のエゴイスト』概要
愛があなたを追いつめる……。
純粋すぎる愛の形を、平安時代・大正時代という魅力溢れる時代背景のなか、切なく美しくときに刺激的に描く、至極のLOVEサスペンスドラマ。
『官能昔話』や『妄想エステ』の5pb.がおくる、新作乙女向けエゴイスティックLOVEサスペンスドラマCD。2ヶ月連続リリース!

 

■CD情報
●「月蝕のエゴイスト-愛しすぎて、壊したい-」 ~白濁の空~
出演:鳥海浩輔、増田俊樹 ほか
発売日:2014年4月30日
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ジャンル:エゴイスティックサスペンスシミュレーションドラマCD
品番:FVCG-1296
価格:2,000円(本体)+税
発売元:5pb.
販売元:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

★イントロダクション
時は平安──。
雅にあふれ色香漂う時代。宮仕えの孤高の楽士、藤原玄音-ふじわらのはるね-(CV:鳥海浩輔)。
その演奏は唯一無二の存在で、紡ぎ出す音色は、静かだが強く不思議なやさしさに満ちあふれ、聴く者の魂に触れ、心までをも操り、癒すほどの力を持つものであった。
ある日、寺で倒れたあなたを屋敷に連れ帰り、体調が回復するまで看病することになる。
時をともに過ごすうちに、心を通わせ合うふたり。 
純粋でまっすぐなあなたに惹かれてゆく玄音。
しかし、日を追うごとに玄音の貴方への想いはどうしようもなく激しくなり、あなたの瞳が自分以外のものを映す事を許さず、あなたの心に自分以外のものがあることを許さず、とうとうあなたがどこにも行けないように閉じ込めてしまう。
愛に心を囚われ、乱れてゆく玄音。その想いは笛の音となって貴方を縛り苦しめる。
あなたの髪を自分の手に結び、玄音はあなたの震える手に短刀を握らせる。
「私から逃げたいのならば、命より大切なお前の髪を切って行け」
あなたはどうするのか──?
そして、天から見守るあなたの亡き弟、玉衝-たまより-(CV:増田俊樹)の声は、あなたに届くのだろうか──?
月蝕の晩、玄音のエゴイスティックな愛が貴方を襲う。

<トラック情報>
TR1「満月の夜、天の声」
TR2「花香る出会い」
TR3「心を操る笛の旋律」
TR4「恥じらう唇」 
TR5「月蝕の調べ」
TR6「縛られた魂」 
TR7「壊れた笛」
TR8「白濁の空」

 

●「月蝕のエゴイスト-愛しすぎて、壊したい-」 ~緋色の空~
出演:下野 紘、藤原祐規ほか
発売日:2014年5月28日
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ジャンル:エゴイスティックサスペンスシミュレーションドラマCD
品番:FVCG-1297
価格:2,000円(本体)+税
発売元:5pb.
販売元:株式会社KADOKAWA メディアファクトリー

★イントロダクション
浪漫あふれる大正時代。
隠れ家的小さな店の敏腕オーナーシェフ天野逸聖-あまのいっせい-(CV:下野 紘)。
彼は自分の料理で人を幸せにしたい、という夢を抱いていた。
ある日、あなたは逸聖の店に訪れ、オリジナルフレーバーティを飲む。初めてのその味にすっかり魅了されたあなた。
逸聖もまたあなたの太陽のような笑顔に惹かれ、ふたりはお互い恋に落ちてゆくのを感じていた。
数日後、再び店を訪れたあなた。他の客にからまれたあなたを助けようと、喧嘩になり手に怪我を負ってしまう逸聖。
責任を感じたあなたは、逸聖の怪我が治るまで店の手伝いをすることに。
生クリームの泡立て方など、いろいろと教えてもらいながら、献身的に手伝うあなた。
そんなあなたへの逸聖の想いは日に日に深くなってゆく。
「僕の作るものが一番好き?」
「じゃあ、もう僕が作るもの以外、食べちゃダメだよ……。約束──」指切りをするふたり。
絡めた指と指は、もう解くことができないほどに固く結ばれてしまった。
ふたりを天から見守る貴方の亡き兄、壽太-じゅった-(CV:藤原祐規)の声は、あなたに届くのだろうか──?
月蝕の晩、逸聖のエゴイスティックな愛があなたを襲う。

<トラック情報>
TR1「夕暮れ、天の声」
TR2「初めての味」
TR3「緋色の空」 
TR4「生クリームのくちづけ」
TR5「つぶれたスフレ」
TR6「指切りの儀式」
TR7「燃えるように赤いジャム」
TR8「懐かしい香り」

(C)2014 5pb.

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