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INTERVIEW

2013.12.27

ゲームアプリ「アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~」配信記念!主題歌「Tears BREAKER」を歌う、鈴木このみスペシャル・インタビュー! その1「主題歌インタビュー編」

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トレーディング・カードゲームを題材にした「アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~」がついに配信開始!その主題歌は2013年8月にリリースされた鈴木このみの4thシングル「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」のC/Wとして収録された名曲「Tears BREAKER」。このゲームの配信を記念して、主題歌についてインタビュー、そして「アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~」」をご本人にプレイしてもらいました!その模様をスペシャル・インタビューとして2回に分けて掲載です!

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――今日はゲームとその主題歌のお話をお伺いしていきたいんですが、その前によろしければこちらを。クリスマスプレゼントです(インタビュー日はクリスマス近辺)。

鈴木このみ ありがとうございます! やったぁ。

――じゃあ、せっかくなので、開けてもらって。

鈴木 めっちゃおいしそうこれ。すごーい! (チョコプレートに)「鈴木、走るなっ! リスアニ!編集部」。ありがとうございます!しかも大好きなチョコレートケーキ!

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――ちなみに、クリスマスプレゼント何がほしいか、とかあります?

鈴木 今めっちゃ悩んでるんですよ。昔「Wiiがほしい!」って言ってたらちっちゃい箱みたいなのが置いてあるだけで、それ見て「Wiiじゃない!」って言ってバーって泣いたことがあって。その翌年はサンタさんの機嫌を損ねたみたいで、枕元に1万円札が(笑)。

――いろいろなゲームハードもありますが、今回は「アンジュ・ヴィエルジュ ~第2風紀委員 ガールズバトル~」の主題歌やゲームについて、いろいろと詳しいお話をお伺いしていこうと思います。今日はセガさんにも来ていただいてますし、鈴木さんも出てきたりするゲームですからね。まずはその前に、こちらの主題歌「Tears BREAKER」についてお聞きします。元々この「アンジュ・ヴィエルジュ」の主題歌として作られた曲ですが、作ったのはいつ頃でした?

鈴木 結構前ですね。3~4月とか。

――その頃って結構、デモ録りも含めてすごい量の曲を歌っていましたよね。

鈴木 確かそのときがデモ・レコーディング初めてだったんですけど、その10曲ぐらいあるデモの中の1曲だったな、っていうのは覚えてます。今からファンタジーが始まる、っていう印象のある曲で、個人的に「これいいな」って思ってたんですよ。それが「今回のゲームの主題歌はこの曲になります」って言われたから、「よかったなぁ」って思いました。

――このシングルは、「ワタモテ(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い)」でびっくりさせつつ、「Tears BREAKER」の王道的な鈴木このみサウンドとの落差がありました。ご自身でしっくりくるサウンドって、こういう感じの楽曲だったりするんでしょうか?

鈴木 そうですね。私、レコーディングって結構苦戦するタイプで時間がかかる方なんですけど、この曲は自分のなかでもしっくりきてたのか、すごくあっさりハマりました。歌詞自体も、「くじけちゃダメだ」みたいな、そのとき自分が思ってるようなことと合ってたので、うまくリンクしたのかな? と思います。ただ、歌詞の意味をしっかり理解するのは難しかったですね。絶望しすぎてもいけないし、絶望のなかで希望をめざすような曲だから、歌っているその瞬間は希望のなかにいちゃいけないし、で。

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 ――なるほど。ちなみにこの曲、実際ライブで歌った機会って?

鈴木 結構あります。今年は「アンジュ・ヴィエルジュ」のカードイベントに結構出させていただいているので。ほかには“ANIMAX MUSIX”でも今年歌わせてもらいましたし。大きい会場でも歌わせていただいたし、歌ってる量的にも、1・2を争うレベルで歌ってる曲だと思います。

――ということは、ライブ会場に来られる方にとっては、すごくおなじみの曲なんですね。

鈴木 そうですね。お客さんを見てると、サビの部分のフリを一緒に踊ってくれてる人がいて。それぐらい浸透してるのかな? とも思います。

――鈴木さんのディスコグラフィー、あるいは今後に控えるツアーのなかでも、大事な楽曲になると思います。そんななかでこの「アンジュ・ヴィエルジュ~第2風紀委員ガールズバトル~」ですが、「アンジュ・ヴィエルジュ」の世界観をベースに豪華イラストレーター陣による美麗なカードが特色の、学園美少女カードバトルRPGとなっています。このゲームのお話って、何か事前に聞かれたりしました?

鈴木 ゲームの企画書を読んだりPVを見させていただきました。スマホで見てもイラストはすごくきれいだし、しかも音楽とゲームのなかの戦闘とがすごくマッチしてるんですよね。個人的に戦いモノが好きっていうこともあるんですけど。

――そもそも、ゲームって元々結構やられるんですか?

鈴木 お兄ちゃんがゲーマーなので、その影響でずっとやってました。小学生の時点で、ネットゲームに手を出したりとか(笑)。なので、うちには割とゲーム機はなんでもあると思います。

――今回はカードバトルゲームですが、そういうゲームもやったりするんですか?

鈴木 アクション系とかが多かったので、ちゃんとやるカードバトルは初なんですよ。でも私みたいな初心者でもかなり手軽に遊べる感じのゲームなので、そういうところも人気の秘訣なのかな、と思います。でも今のところ、全勝なんですよ!

――そして今回の「第2風紀委員ガールズバトル」ではすべてのキャラがしゃべるわけですけれども、実はなんとこちらに鈴木さんも出てらっしゃるということで。

鈴木 そうなんです。カードとして。いやぁ、びっくりですね。自分で自分のカードを出せるんですよね。「あ、じゃあ鈴木このみ召喚します」みたいな感じで(笑)。

――最初に「カードになる」っていう話を聞いたときはどう思いました?

鈴木 びっくりしましたね。しかも2種類あるんですよ。アプリのほうには実写っぽいイラストの鈴木このみがいて、「ワタモテ」のシングルの方に、ちょっとデフォルメキャラの鈴木このみリアルカードもあったんです。そこもまず驚きですよね。しかもかわいいなと思ったのが、マイクを武器にして戦うってことで、マイクを持ってるっていうのがすごくいいなと思って。

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――しかも、登場するということはしゃべるということなんで、もちろん鈴木さんも?

鈴木 はい。アフレコしました。『(黄昏乙女×)アムネジア』のときにちょっとだけウエイトレス役でださせてもらってはいたんですが、こんなにガッツリ喋ったのは初めてで。

――ちなみにどういった感じのことをしゃべったりするんですか?

鈴木 そうですね、まずこう、「鈴木このみです。青蘭学園の体育館でワンマンライブをしたいです!」みたいな自己紹介的なことをしゃべったりとか、プレゼントをもらってちょっと照れてるシチュエーションとか。あと、虫が来て「あー!」ってなってるところとかも。で、「今期のアニメ何見てる~?」みたいな、いつもの鈴木っていう感じもあったりして。

――やはり歌と音声の収録っていうのは違うものですか?

鈴木 全然違いますね。アフレコになると、すごく緊張しちゃって。そうなると、すごく早口になってしまう癖があるんですよね。なので、「もうちょっとここで一息置いてみよう」とかいろいろご指導いただいて。「やっぱり声優さんってすごい!」って改めて実感しました。

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 ――では、年内最後の連載掲載ということで、来年に向けての抱負をお聞きしたいんですが。

鈴木 地元・大阪でワンマン・ライブしたいな、と思います。東京ときたら次は大阪かな、っていうのと、コメント見てると大阪付近の方も多そうだったので。やっぱり学生だと東京まで来られないじゃないですか? 自分が学生だからこそ気持ちがわかるんですよね。「あ、この人のライブ行きたい!」って思っても、学生ってなかなか遠征できないんですよ。なので、自分から大阪に行けたらいいな、と思います。あとは早く受験に合格して、アニメをたくさん見たい! 今アニメ禁止令を出してて、いろいろ大変なので。

――いろいろ立て込んでいますし。

鈴木 そうですね。あと、この間からワンマン・ライブのために腹筋をしているので、できるだけ続けられたらいいな、と。

――鈴木さんには、歌詞のイメージからストイックなイメージもありますし。

鈴木 そうですか? よく「ピシっとしてて、しっかりしてるね」って言われるんですけど、全然そんなことないんですよ。だんだん会う回数が多くなるごとに、「会うごとにがっかりする人だね」って言われるので(笑)。「もっとちゃんとした子だと思ってた……」って言われました……。

――でも、そこも良さでもあるじゃないですか? そういう人当たりの良さであったりとか。

鈴木 そう思いたいですね。あと目標何がいいかな?

――本当に、単純な願望だと何かありますか?

鈴木 サインボールを投げてみたい! あと、「鈴木このみグッズ」を出してみたい。誕生日イベントのときは、鈴木このみシールをみんなに色違いのやつを配ったりしたんですけど、まだちゃんと出せたことはないので。ライブ・グッズも出してみたいです。せっかくミニキャラ的なものもあるんで、そういう展開もしていきたいな、と思いつつ。あと今月連載が始まったコミックの「シャントラ –絶対依存の歌姫-」。(※囚人が鈴木このみをモチーフにして書き下ろした原作を下にしたコミック。)すごく面白くて。今回の最新シングルに入っているC/W曲が、第0章にあたる部分を歌っているんですが、それですら9分ぐらいあるレベルなので、第1章ってどんな感じなのかな? と思って期待しています。

――そう考えると、来年も目白押しですね。

鈴木 そうですね。課題も出てきて大変なこともありますけど、その課題を来年フルボッコにできたらいいな、と思ってます!

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【インフォメーション】

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「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」 Now On Sale

歌:鈴木このみ n’ キバオブアキバ 作詞・作編曲:キバオブアキバ

①TVアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」OPテーマ
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」/歌:鈴木このみ n’ キバオブアキバ
②TVアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」OPテーマ
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」鈴木このみぼっちver.(仮)/歌:鈴木このみ
③TVアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」OPテーマ
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」キバオブアキバぼっちver.(仮)/歌:キバオブアキバ
④トレーディングカードゲーム「Ange Vierge」主題歌
「Tears BREAKER」/歌:鈴木このみ
⑤TVアニメ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」OPテーマ
「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」(off Vocal)
⑥トレーディングカードゲーム「Ange Vierge」主題歌
「Tears BREAKER」(off Vocal)

品番:ZMCZ-8799
JAN:4935228132492
価格:1,260円(税込)
発売日:2013年8月28日(水)
発売・販売元:メディアファクトリー

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