12/14“LiVE is smile Always~Road to 武道館~”@ライブハウスclub-G(岐阜県)ライブ・レポートっ!

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12月14日、岐阜県のライブハウスclub-Gにて“LiVE is smile Always~Road to 武道館~”が行われた。LiSAというアーティストにとって岐阜でのライブ、特にライブハウスでのワンマンには特別な意味がある。それはこの地が彼女の出身地だという理由だけではない。岐阜は彼女が青春時代、バンド活動に明け暮れ幾度もライブを行った場所だ。それこそ数人のオーディエンスしかいない会場で歌ったこともあったという。そこからプロを夢見て上京、東京での活動を経て、岐阜で最も大きなライブハウスであるclub-Gに帰ってきたことは、LiSAが自身の夢を叶えた証明であり、まさしく“凱旋”という言葉を体現する大きな意義を持っていた。

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もちろん、会場に集まったオーディエンスもこのストーリーをよく知っていた。超満員という濃密な空間を作り出し、オープニングから最大の熱狂を生み出しラストまで枯れない声援を送り続けたのは紛れもない彼らである。ひとりの人間が成長を遂げ故郷に錦を飾る瞬間を、この日の約600人は分かち合ったのである。

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2014年1月3日の日本武道館公演が間近ということもあり、本レポートで事細かにセットを追うことはしない。しかし、この日のクライマックスは間違いなく「無色透明」からMCを経ての「I’m a Rock Star」だった。まだ“何者でもない自分”が上京するときの気持ちを歌ったバラード「無色透明」でオーディエンスの涙を誘ったあとに、「私はこれを歌わなきゃいけない!」とMCして放ったロックナンバー「I’m a Rock Star」。“やっと 見えた 今ならI can fly”と力強く歌い上げ、“I’m a Rock star !”と天を指さす彼女は、人生を音楽に重ね、むき身の自分を歌で伝えるまさしく表現者=アーティストであった。

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「今日のみんなのパワーを全部武道館に持っていくから!」と、LiSAは言った。バンド少女だった青春時代に思い描いた“理想のライブ”をここclub-Gで形にし、今度はその夢のさらに向こう、未知なる武道館でのワンマンライブに彼女は挑む。“LiVE is smile Always~Road to 武道館~”というライブタイトルそのままに、全18曲をやり切り満面の笑みでステージを去るLiSAが印象的だった。まるで「続きは武道館で」と言わんばかりに、アンコールもなく客電が点いた演出もまた、1月の晴れ舞台への期待を高めるのであった。

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Text & photo by 西原史顕

【ライブデータ】
LiSA 「LiVE is smile Always~Road to 武道館~」
2013.12.14(sat)@岐阜・club-G

【INFO】
「LiVE is Smile Always~今日もいい日だっ~」
■日程 2014年1月3日(金)
■会場 日本武道館
■OPEN 16:30 START 17:30
★★SOLD OUT★★

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