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INTERVIEW

2016.06.20

TVアニメ『宇宙パトロールルル子』のEDテーマでコラボが実現!TeddyLoid&ボンジュール鈴木スペシャルインタビュー!

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様々なフィールドを賑わせるTeddyLoidとボンジュール鈴木。その二人が『宇宙パトロールルル子』のEDテーマ曲を共作した。TRIGGERらしい映像と相まって生まれた、最高にセンチメンタルなEDの裏側を聞く。

――おふたりがどのような流れで『ルル子』のEDを手掛けることになられたのですか?

TeddyLoid まず、僕の方にプロデュースの打診をいただきました。他でもない今石監督の作品ということでうれしかったですね。その後、今石監督との最初の打ち合わせで台本やテーマをいただいて、今回はゆったりとしたメロウな曲にしたいというリクエストだったんです。そのとき、パッと頭に浮かんだのがボンジュール鈴木さんの声でした。『ルル子』は、主人公のルル子がノヴァ君との初恋を交えながら宇宙を冒険していくという話なので、浮遊感のあるトラックにしたいと思っていたんです。ボンジュールさんはそういう曲にぴったりなウィスパーなボーカルですし、彼女が書く歌詞も起承転結のしっかりしたストーリー性があるので。それに以前からその存在がとても気になる方だったので、「このタイミングでご一緒できたら」と思い、TwitterのDMで連絡させていただきました。

――Twitter上でつながってはいたんですね。

TeddyLoid そうですね。でもお会いしたことは全くなくて。

ボンジュール鈴木 以前からTeddyLoidさんのご活躍を拝見させていただいたので、まさかご本人からご連絡いただけるなんて思わなくて、最初はいたずらかと思ったんです。「絶対偽物だ」って。

TeddyLoid なりすまし?(笑)。

ボンジュール鈴木 そう。

――(笑)。でもDMが飛ばせるということはフォロワー同士だったんですよね。

ボンジュール鈴木 その時点から「間違えちゃったのかな」って思っていたんですよ。優しい方だからフォローを外さないでいてくれたんだな、って。だから、「あけましておめでとうございます」ってDMをいただいたときは焦ってしまって。知り合いに「わー!まさかTeddyLoidさんからメッセージが来たー!!!に、偽者の人だったらどうしよう」って言ったんですけど、その知り合いが「アカウントはそうだし、DMだからご本人だよ」って言ってくれて。それですぐに「何でもやらせていただきます」って返事しました。

TeddyLoid で、好意的な返信をいただいたので、スタッフを通して正式にオファーさせていただきました。でも実は、お会いするのは今日でまだ2度目なんですよ。1度目はwebラジオ(『宇宙パトロールOGIKUBO支部広報課』)で。作曲からレコーディングまではデータでのやり取りだけで順調に進んだので。

――では、最初はボンジュールさんにどんな話を?

TeddyLoid 僕からは、ハチャメチャな冒険もあるかもしれない、ノヴァ君との恋愛もあるかもしれない、程度にざっくりとし作品に関して、先ほどお話しした、ルル子自身が宇宙を浮遊しながら歌っているイメージぐらいですね、お伝えしたのは。彼女も自分で曲を作っているので、僕のデモから感じ取ってくれるものが絶対あると思ったんです。だから、細かなことは敢えて指定せず、音で分かってもらえると思ったので、ざっくばらんなテーマだけをメールで注釈を添えてトラックをお送りしました。

――では、歌詞は基本的に楽曲のイメージから?

ボンジュール鈴木 台本を読ませていただいてから、Teddyさんの曲を聴かせていただいたら、メロディで物語が全て見えてくるようだったので、何も考えないでトラックに沿って書こうと思ったらふわっと書けてしまいましたね。本当に、トラックを聴いたら宇宙をふわふわ漂っている感じがすごくしてきて、自分も意識が飛んじゃうような印象だったんです。「メロディ聴いてたら宇宙に飛んでっちゃいそう」って思いました。あの、なんか変なこと言ってますよね、私?

――いや、そんなことないです。では、考えを詰めたり苦労したりというところはなかったですか?

ボンジュール鈴木 私、ゲームが好きなので「ロックオン」という単語をどうしても使いたかったんですね。だから、どうやったらその言葉が可愛く聴こえるのかと思って、メロディとロックオンを重ねられる場所を決めるのだけは難航しました。

――「ロックオン」ってFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)がお好きなんですか? それともシューティング?

ボンジュール鈴木 いろいろ好きです。昔、ごはん食べるの忘れて廃人になりかけたぐらい。仲良しの子が筐体もってるようなゲーム好きな女の子だったり、いろいろ情報を教えてもらったりしています。

TeddyLoid そうなんですか。僕はFPSがすごく好きなんですよ。特に『Halo』はチームを持っていたぐらい。

ボンジュール鈴木 Teddyさん、ゲームされるんですね!? なんか、ちょっと戦ってみたいです(笑)。

――曲名もボンジュール鈴木さんが?

TeddyLoid そうですね。最初に僕が歌詞から「Password、というのはいかがですか?」と聞いてみたんですね。

ボンジュール鈴木 LINEで。そのとき、私から「検索エンジンに引っかからないようなワードを作りたい」ってお話をさせていただいたんです。

TeddyLoid そのアイデアを聞いて、「いい!」と思ったんですよ。そうしたらその後、「Pipo Password」というタイトルが届いたんです。“Pi Po Pa”も歌詞に入っている言葉ですし、大歓迎で。

――じゃあ、歌詞の“Pi Po Pa”や“Password”はタイトルとは別に入っていたんですね。

ボンジュール鈴木 そうですね。検索に出てこないとか、歌詞にある言葉というところを狙ってのタイトルでした。Teddyさんから「Password」ってお題もいただいていましたので。

――ちなみに、おふたりは荻窪に行かれることってありますか?

TeddyLoidボンジュール鈴木 (二人顔を見合わせて)(笑)。

――(笑)。そんなイメージです。

TeddyLoid TRIGGERさんとの打ち合わせのときぐらいですね。でも、その打ち合わせ後にぶらっと散策してみました。インスパイアを受けようと思って。

ボンジュール鈴木 荻窪って何があるんですか?

TeddyLoid でも、スタッフさんも口を揃えて「何もない」って。何もない荻窪、というのが裏テーマとしてあるみたいなことも仰っていました。今度、聖地巡りでもしますか?

ボンジュール鈴木 あ、したいです♪でも、宇宙と荻窪を行ったり来たりしているイメージというのはTeddyさんから聞いていたので、そこはイメージしましたよね。

――Teddyさんは上がってきた歌詞を読んで、どんな印象を持ちましたか?

TeddyLoid 個人的にはドンピシャ、想像していた通りの歌詞が上がってきたのでうれしかったですね。ノヴァ君との恋愛も入っていましたし。“時空の馬車で猛スピード”って言葉は特に面白くて、「ちゃんとした物語の中にあるハチャメチャ感」という今石監督の作品らしさがすごく出ていると感じました。

ボンジュール鈴木 うれしいです。そこはすごく考えたので。

TeddyLoid ですよね。ちょっとここは……というところは全くなくて、逆に感心させられました。触発されるフレーズが多いし、TRIGGER作品らしい歌詞にもなったと思います。

――先ほど、レコーディングもデータのやり取りだけと仰いましたが?

TeddyLoid そうですね。最初に仮歌をもらって。でも、仮歌がそのまま本テイクでもいいぐらいのクオリティでした。仮歌の譜割りがあんまり良くないとか、「ちょっと違うな」っていうことって結構あるんですけど、それも全くなかったです。

ボンジュール鈴木 いや、メロがすごく素敵だったので。自分が宇宙に放り投げられた感じを意識したんですよ。

――歌詞を書く時と同じスタンスですね。Teddyさんのトラックに沿ったものを、という。

ボンジュール鈴木 そうですね。とにかくアルファ波が出まくっているオケなので、聴いた人は気持ち良くなると思うんです。なおかつTRIGGERさんの世界観とマッチするように意識して。寝る前の5秒間ぐらいが一番気持ちいいと思っているので、それを歌にできたらと思っていました。

TeddyLoid ボーカルトラックは、彼女のスタジオで録ってもらったものを送ってもらいました。僕のスタジオに来てもらうよりも、彼女が慣れている環境で録った方が良いものになると思っていたので。4パターンぐらいかな。それを僕が選別して、エディットしました。

――そこも浮遊感を念頭に置きながらのセレクトやエディットを?

TeddyLoid そうですね。AメロとBメロは浮遊感が出るようにエディットして、サビはボーカルが際立つ感じに。声が混ざっている素材を中心に、ウィスパーを周りで囲むようなエディットをしていきました。

ボンジュール鈴木 ホント、絶妙の混ぜてくださり方で。

――エディットの途中でボンジュールさんには聴かせたんですか?

TeddyLoid もちろん何度か聴いてもらいました。ミックスしたテイクを。

ボンジュール鈴木 はい。そのとき、ボーカルの音程をちょっとだけ歌い直させていただきました。自分しか気にならないようなくだらないところなんですけど。ピッチの上げ方をもう少し可愛くしたいと思って。オケに合った気持ち良さが出せる気がしたので。音程としては間違っていないんですけど微妙なところで。

TeddyLoid サビのところでしたね。

ボンジュール鈴木 “回り出す”のところで。

TeddyLoid そのときも、「直したのですぐ送ります」って。やり取りが早かったので、一緒にセッションしているかのような感覚でした。

ボンジュール鈴木 すごく早かったですね。でも、Teddyさん、ミックスが早いですよね。すごい。

TeddyLoid 完成形が頭の中に出来ているので、それを形にするだけなんですよ。

――完成した曲を聴いたときはどんな感想でしたか?

TeddyLoid むしろアニメの1話で放送されたのを聴いて、「あ、ホントにピッタリの曲ができたなぁ」と自分でも思ったんですよね。

ボンジュール鈴木 私はただただ嬉しくて、「ありがとうございます、Teddyさん」という気持ちでした。

TeddyLoid 3話でしたっけ。エンディングがかぶって、(ルル子とノヴァが)話している途中から流れ始める、というパターンを観て、我ながら「いいな」と。

ボンジュール鈴木 素敵でしたよねー。

――3話はあの入りになると聞いていたわけですよね。そのあたりでイントロを意識されて?

TeddyLoid そうですね。そこはあらかじめ伺っていましたので。

ボンジュール鈴木 イントロが素晴らしいですよね。あの入り方はすごいと思いました。

――EDの映像についてはどれぐらい聞いていたんですか?

TeddyLoid 軽く、ですね。だから、実写の荻窪の背景にキャラクターが置かれてパラパラアニメみたいに動くのを見て、面白かったです。新しい手法だな、と思いましたし。最後に、二人が荻窪の街を見下ろしているところがいいですよね。

ボンジュール鈴木 (“カラフルに世界が染まる”の)歌詞とリンクしていてどんどんと映像が色づいていくんですよね。

――ルル子がノヴァ君を見つけた後ですよね。

ボンジュール鈴木 その走り出す瞬間もすごく可愛くて。嬉しかったです。“キュンとしちゃって”っていうワードを使っているんですけど、ノヴァ君が本当にカッコよくて、キュンとしちゃう感じがすごく映像から伝わってきました。「そうなるよね」って思って見てました。

――アニメ本編に関してはいかがでしたか?

TeddyLoid 1話からすぐファンになりましたよ。やっぱりハチャメチャなんですよね。EDの話を伺った時はもう公式サイトが出来上がっていて、そこで「わたしの初恋、ビッグバン。」ってキャッチコピーを見たので、「ちゃんとした恋愛モノなのかな」って思ったんですよ。でも、今石監督は絶対に面白いエッセンスを入れてくると思っていたので、1話を見て「やっぱり来たー」って盛り上がりました。

ボンジュール鈴木 独特のテンポ感がりますよね。それが凝縮されているし、すぐに入り込める世界観だし、毎週楽しみで仕方ないですね。ノヴァ君がカッコいいし。ホント、好きなんです、ああいうタイプ。

――Teddyさんは『Panty & Stocking with Garterbelt』でも今石監督とご一緒していますね。今石監督作品に対してはどんなイメージをお持ちですか?

TeddyLoid 今回のED曲の打合せのときから明確なイメージが今石監督にはあって。だから、特に映像や絵素材がなくてもパッと曲が作れるんですよね。それは『パンスト』の時も同じでした。いただいたコンテからすごくテーマがはっきり読み取れるのでしていました。なので、いつも迷わないんですよ。「すごいクリエイターだな」って思いますし、ご一緒していても楽しいです。あと、一つの作品に対する一話一話での探求心がすごいですよね。アニメって、1話から10数話というトータルで考えて、その中での見せ方を考えると思うんですけど、それはありつつも一つの話の中でもシーンやディテールに対するこだわりがすごいと思います。僕も自分の楽曲を作っていて、一つの音に対するこだわりという部分は意識しますので、すごく刺激を受けました。『ルル子』の他の音楽、BGMもやりたくなりました(笑)。

――一方、初めて今石監督作品に参加したボンジュールさんは?

ボンジュール鈴木 『パンスト』も『キルラキル』も拝見していたので、独特のテンポ感と世界観の中で自分がどんな表現をできるのか、最初はすごく緊張しました。でも、エンディングひとつ取ってみても、すごく素敵な世界観にしていただいてたので「光栄だな」って……。すみません、答えになっていなくて。

――いや、そんなことないです(笑)。

ボンジュール鈴木 でも、ご一緒できるとは思っていなかったので。普通に作品を見てましたし、違う世界っていう感覚だったので、お話を聞いた時は本当に「えっ?」ってなりました。

TeddyLoid でも、今回のボーカルはボンジュールさんしかいないと思ったので。実現できて良かったですよ。

――特徴のはっきりしたキャラクターが多い本編ですが、お二人の中では誰が印象に残っていますか?

TeddyLoid 僕はジャスティス。1話の「逮捕!」「釈放!」で心を掴まれました(笑)。5話で骨だけになっちゃうし、目が離せないですね。名前もいいし、一押しです。

ボンジュール鈴木 私もオーバージャスティスです。実は、(同じTRIGGER制作のアニメ)『インフェルノコップ』とのつながりとか気になっていて。オマージュなのか何なのか、そういうのがあるから面白いし。

TeddyLoid ホント、オマージュすごいですよね。

ボンジュール鈴木 はい。(『キルラキル』ネタ満載の)7話もそうでしたし、探すのも楽しいですよね。今では、『ルル子』から入って『インフェルノコップ』にハマっちゃってるんですよ。だから、ジャスティスが好きですね。ノヴァ君もかっこいいんですけどね。あと、ミドリちゃんも。

TeddyLoid ミドリちゃんはまた、声優さんがいいですよね。

――CDにはカップリングとして、☆Taku Takahashiさんのリミックスも収録されますが、こちらはTeddyさんの希望ですか?

TeddyLoid そうです。僕がお願いしてみたくて発案しました。その後、スタッフと「『パンスト』の同窓会みたいなEPにできるんじゃないか」って話にもなりましたね。でも、m-floファンにはたまらない出来上がりになったと思います。「絶対にいいもの作るから」と言われていたので完全にお任せだったんですが、さらにメロウになっているし、ビートも効いているし。寝る前にベッドで聴いてみたくなる、ラグジュアリなー感じのするミックスだと思います。

ボンジュール鈴木 全然違う曲に聴こえてしまうぐらいに新しい世界観ができていて。私には絶対できないような素晴らしいリミックスですよね。光栄でした。

――もう1曲はTeddyさんがリミックスを。

TeddyLoid はい。☆Takuさんとは逆に、SILENT PLANET Remixはクラブ向け〜フロアライクに仕上げました。昨年末にリリースした2枚目のアルバム(『SILENT PLANET』)はSILENT PLANETという星、実は地球なんですが、その沈黙の惑星を舞台とした物語のアルバムなんです。このリミックスは、もしSILENT PLANETにルル子が遊びに来たら……というところから作ったリミックスです。『SILENT PLANET』はフロア向けきの曲が多いので、メロウな「Pipo Password」を、敢えて四つ打ちのEDMトラックにしてみました。先日『SILENT PLANET』のリリースパーティーを渋谷のVISIONで開催させてもらったんですが、ボンジュールさんにも観に来ていただいたので、そのときちょっとプレイしてみたんですよ。

ボンジュール鈴木 感動しました。ありがとうございました。すっごくうれしかったです。少し変えられていましたよね?

TeddyLoid そうですね。現場向けにビートをちょっと強くして。

ボンジュール鈴木 そのアレンジも新鮮で、フロアならこういう感じのアプローチもあるんだとすっごくビックリしました。オリジナルだと自宅で犬とイチャイチャしている時にテンションが上がるんですけど、Teddyさんのリミックスは揺さぶられるようなアレンジですね。ルル子ちゃんが星に遊びに来た感じを音で表現しているのが分かるので「すごいな」って思います。

TeddyLoid 今回は実現できませんでしたが、個人的には「ボンジュール鈴木 Remix」も聴いてたかったんですよね~。

ボンジュール鈴木 勘弁してください。

TeddyLoid (笑)。でも、歌っていただいたご本人によるリアレンジ・バージョンも聴いてみたいです!ボンジュールさんならそれが出来るから。

ボンジュール鈴木 ちょっとやってみたい気はありますけど、めっちゃめちゃ甘くてゆるくなっちゃうと思うし、おふたりのRemixが素晴らしすぎるので恐れ多すぎます。でも、歌の入っていないInstrumentalでもう、『ルル子』の世界観が浮かぶような音が表現されているんですよね。

TeddyLoid 今回、チルトラップに挑戦していて、ビートは結構効いているんですがちょっと可愛らしいシンセの音を入れています。ボーカルが入ってないバージョンだとそういう細かい音も聴こえると思うので、Instrumentalではそこも楽しんでもらえるとうれしいですね。

――一枚を振り返ってみて、どのような感想が浮かびますか?

ボンジュール鈴木 でも、本当にどのバージョンも全然違うので、シチュエーションに合わせたり、シチュエーションを想像したりしながら聴いていただける1枚だと思います。あれ? また、変なこと言ってますよね?

一同 いやいや(笑)。

TeddyLoid 確かにそれぞれの曲が色々なシーンに合いますよね。

ボンジュール鈴木 犬とお散歩しながら聴く、というのもいいですし、Instrumentalは寝る前に聴きたいとか。

TeddyLoid ☆Takuさんのリミックスは紅茶を飲みながら聴きたいですね。僕のリミックスはフロア向けのEDMなので、国内外のDJ達にもプレイしてほしいし、本当にいろんな場面で楽しめる1枚になっています。アニメのEDとして聴くのと、曲として聴くのではまた違ってくるので、そこも楽しんでいただきたいです。

ボンジュール鈴木 アニメを見ながら、「この歌詞はルル子ちゃんのこういう気持ちだよね」って感じてもほしいです。そういうのもちょこちょこ挟んでいるつもりなので。

TeddyLoid “手をつないで”とかそうですよね。歌詞が物語とうまくリンクしている。実はCDのブックレットにもそこは表現されているので、ぜひ手に取って、歌詞を読みながら聴いてください。

ボンジュール鈴木 盤、可愛いですよね。EDの素敵な雰囲気が凝縮されていて。絶対お家に飾りたいです。あとは、やっぱりTeddyさんの曲が素敵なので。自分では作れないトラック、メロディで、「こういうメロディ、すごくいいな。素敵だな」ってあらためて今回感じられてうれしかったです。

Interview & Text By 清水耕司(セブンデイズウォー)

<プロフィール>
TeddyLoid (テディロイド)
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弱冠18才にしてMIYAVIのDJ~サウンド・プロデューサーとしてキャリアをスタート、☆Taku Takahashi(m-flo)とアニメ『Panty&Stocking with Garterbelt』のOSTをプロデュース。そのほかにも小室哲哉、中田ヤスタカ、柴崎コウ他、豪華かつ意外な共演が話題となっている。短編アニメ『ME!ME!ME!』を共に担当した吉崎響監督、DAOKOと、オンエア中のモード学園グループの学校法人・専門学校 HALの2016年度TVCM「嫌い、でも、好き」篇にて音楽を担当している。

ボンジュール鈴木
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作詞/作曲/編曲、歌唱、演奏、ミックス、マスタリングまでを一人で行う、女性マルチ・アーティスト、サウンドプロデューサー。自主レーベル”Kobuta Japon”主宰。
中毒性のある独特のロリータ・ウィスパー・ヴォイスと、童話的要素をもったファンタジックなサウンドは、現在の音楽シーンの中でも一際異彩を放っている。


●リリース情報
TVアニメ『宇宙パトトールルル子』EDテーマ
「Pipo Password」TeddyLoid feat. ボンジュール鈴木
6月22日発売
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品番:VTCL-35230
価格:¥1,000+税

<CD>
1. Pipo Password
 作詞:ボンジュール鈴木 作曲: TeddyLoid 編曲: TeddyLoid
2. Pipo Password(☆Taku Takahashi Remix)
3. Pipo Password(Luluco on SILENT PLANET Remix)
4. Pipo Password(Instrumental)

Blu-ray
TVアニメ『宇宙パトロールルル子』
9月14日発売
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【Blu-ray初回生産限定盤(BD+CD)】
品番:VTZF-67
価格:¥8,800+税

【Blu-ray通常盤(BD)】
品番:VTXF-94
価格:¥7,800+税

<本編Disc>
・TVOA版全13話
映像特典:先行上映イベント用特別編集版ほか
音声特典:オーディオコメンタリー

<特典CD>
・オリジナルサウンドトラック(音楽:末廣健一郎)
・音声ドラマ 3~4本(予定)収録

●作品情報
TVアニメ『宇宙パトロールルル子』
放送中

TOKYO MX 毎週金曜23:00~ ※USAT枠
BS11 毎週日曜25:00~ ※USAT枠
AT-X 毎週金曜22:30~

<ストーリー>
この銀河系の中心にあるという、宇宙パトロール本部。そこより指定された、銀河指定宇宙移民特区OGIKUBO。
移民がはじまって20年、宇宙偏差値も最低の宇宙スラム街が出来上がった。
宇宙パトロールの刑事を父に持つ普通の女子中学生ルル子は、ある日、突然フリーズしてしまった父を助けてもらうために訪れた宇宙パトロールOGIKUBO支部で、オーバージャスティス本部長に、成り行きで宇宙パトロールに任命されてしまう。
一風変わった機能を持つ宇宙パトロールスーツに身をつつみ、ルル子は父を救い、宇宙犯罪者の魔の手からOGIKUBOの平和を守り、そして中学生の本分である「恋」や「学業」を全うできるのか!?

【スタッフ】
原作:TRIGGER・今石洋之
監督:今石洋之
第2監督:雨宮哲
クリエイティブディレクター:若林広海
シリーズ構成:今石洋之
キャラクターデザイン:まご・芳垣祐介
ジャスティスデザイン:コヤマシゲト
エフェクトアーティスト:吉成曜
デザインワークス:野中愛
総作画監督:芳垣祐介・半田修平
美術監督:小林浩康(カラー)
美術:カラーデジタル部
色彩設計:小山知子(ファインカラーズ)・小松亜理沙(ファインカラーズ)
撮影監督:東西佑子
撮影:サンジゲン
編集:長谷川舞
音響監督:浦狩裕樹
音響スタジオ:ハーフHPスタジオ
音楽:末廣健一郎
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:TRIGGER

【キャスト】
ルル子:M・A・O
ΑΩ・ノヴァ:榎木淳弥
ミドリ:新谷真弓
オーバージャスティス本部長:稲田徹
ケイジ:岩田光央
ララ子・ゴッドスピード:本名陽子

●イベント情報
『宇宙パトロールルル子』最終回先行&全13話一挙上映会
6月24日(金)19:00開演予定
場所:TOHOシネマズ新宿
内容:「宇宙パトロールルル子」全13話一挙上映(最終13話は先行)、登壇者によるトークショー
登壇者:M・A・O(ルル子役)、榎木淳弥(AΩ・ノヴァ役)、新谷真弓(ミドリ役)、今石洋之(監督)、雨宮哲(第2監督)、若林広海(クリエイティブディレクター)、宇佐義大(チーフプロデューサー) (敬称略)
料金:一般 3,500円(税込)、プレミアムボックスシート 4,500円(税込)

来場者特典
キャラクターデザイン担当・まごさんによる描きおろしミニ色紙
(制作スタッフ複製サイン入り)

チケット販売中
チケット販売方法、その他詳細はこちら

©TRIGGER・今石洋之/宇宙パトロールルル子製作委員会☆彡

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