明日7月22日発売日には代々木公園でフリーライブ開催!内田 彩2ndアルバム・リリース スペシャル・インタビュー!

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昨年11月に1stアルバム『アップルミント』をリリースし、今年の5月にはソロ・ライブも成功させた内田 彩が早くも2ndアルバム『Blooming!』をドロップ! 声優アーティストとして精力的な活動をする彼女にアルバムの話を聞くと、歌手活動を積み重ねた経験値とファンの後押しが色濃く反映され自信につながったことがうかがえた。今、彼女が感じた手ごたえとは?

――2ndアルバムのお話をいただいたときの最初の印象はいかがでしたか?

内田 彩 年内は『アップルミント』の発売イベントをさせていただていて、12月末にイベントが終了した最後の日に2曲分のデモをいただいたのですが、もう少し『アップルミント』に浸っていたい感じがあって、「まだ聴けない!」って思いました(笑)。自分の中で落ち着いて聴けたのは年明けぐらいですね。

――制作作業はどのくらいの期間でしたか?

内田 レコーディングが始まったのは2月ぐらいからで、録り終えたのは6月でしたね。ライブのリハーサル中も、終わってからもレコーディングがあったので、そのときに感じたことを込めることができたのでよかったです。ソロ活動を始めた最初の頃は、キャラクター・ソングとしてではない私自身の歌に対してどれくらいの人が興味あるんだろうかと不安があったんですけど、発売したら反響がすごくて、ファンの皆さんがちゃんとソロの私として見てくれているのがわかり、それが自信に繋がりました。ライブのリハーサルをしていくなかで、レコーディング時には歌えなかった表現ができるようになって、自分の中でも成長しているなという実感があり、それを次のコーディングで活かせたらいいなと思いました。

――ライブや今回のレコーディングを通じて自分らしい歌い方というのはつかめましたか?

内田 ソロとしてのアーティスト・デビューって、もっとどっしりと構えてかっこいい雰囲気を作らなくてはいけないのかなと思っていたんですけど、ステージ上に立ってみたら、逆にそんなにかっこつけなくてもいいんじゃないかなと思って。普段キャラクターとして表現しているときは、つねに気を張っていたり意識をする部分が働いているのですが、ソロだと“何をやってもいいかも”ってリラックスしているのかもしれません。ライブ中、衣装に水をこぼしたりしても笑ってもらえたりして(笑)。ソロのライブの良さってこういうところかもしれないなって。何にも縛られない空間があるのでみんなで作っていけたらいいんだと思って、ライブを通じてソロに対する考えはすごく変わりました。

――お客さんとの空気感がここまでアーティストの内面に作用するとは。

内田 すごく支えになります。ライブの舞台監督さんが「完璧なものを求めて来ている人もいるかもしれないけど、ライブの良さって記憶に残ることだから、間違えたことも躓いたことも全部含めて思い出になってよかったんじゃない」と言ってくださいました。そう思ったら、あの場にひとりでいるのではなく、みんなに支えてもらっているんだという感じがして、すごく救いになりました。

――その模様のダイジェスト版が、今回のアルバムで特典として収録されているんですね。

内田 1時間くらいのボリュームで、もうダイジェストって言っていいの? って感じで震えています(笑)。生身で歌ったり喋ったりしている姿がCDと一緒に観られることは半分恐怖であるんですけど(笑)。でも当日は私自身、この場で観ていたいって思うくらい楽しかったライブだったのでぜひ観てほしいなと思います。

自分自身の歌ってどういうものなんだろうって、今でも模索していたりするんです

――『Blooming!』というアルバム・タイトルはどのように決まったのでしょうか?

内田 『アップルミント』のときはリード曲からアルバム・タイトルにしたのですが、今回は最初から2ndアルバムのタイトルをどうするかという話し合いをしました。『アップルミント』は、ジャケットもソロ・デビューという意味を込めてまっさらな感じで、偶然にも「オレンジ」とか「ピンク・マゼンダ」とか、色の名前の曲がいくつか入っていて、白いキャンバスに色を落としていくみたいなアルバムになったので、2ndではそんな様々な色が花咲いたアルバムになればいいなと思って“咲き誇る”という意味を込めて『Blooming!』にしました。

――その目的のとおり、今回いろんなタイプの楽曲に挑戦していますね。

内田 自分自身の歌ってどういうものなんだろうって、今でも模索していたりするんですけど、いろんな色というのが声優である私の持ち味だったりするのかなと。なので、今回もカラフルな色が咲き誇るという名に恥じないようないろんな楽曲が入っています。自分のロック・サウンドは残しつつ、『アップルミント』からさらに世界が膨らむような曲を入れたいなと常々思っていたので、私からもいくつか提案させていただきました。何曲かコンペで選ばせてもらうう機会もありまして、より好きな曲が詰まっている感じです。

――キーが高めの内田さんですが、タイトル・トラック「Blooming!」のBメロ以降はなかでも特にハイトーンを活かした楽曲になりましたが、収録はいかがでしたか?

内田 「Blooming!」はゆるやかに広がって盛り上がりつつも単調にはしたくなくて、どこかで一気に盛り上がる場所を作りたかったんです。結果、半音上げ+半音上げで全音上げの形になっています。自分の声の中でちょっと高めの方が乗りやすくて好きというのもありますし、ロック・サウンドって外すのか外さないかギリギリの高いところで頑張っているぐらいのほうが感情がすごく伝わる気がして。そこでそつなく歌うよりはそこでワーッと出している熱を込めて伝えたいなと思って、ギリギリまで上げていただきました。

――サウンドもかっこよかったですね。

内田 初めて聴いたとき、今まで思っていた伝え方とか気持ちの込め方を変えてくれる1曲になるなと思いました。「アップルミント」と同じく持田裕輔さんによる作曲で、ロックとしてリンクする部分はありつつも、まったく違うサウンドになっているのがすごいなと思いました。歌詞はそれぞれ別の方なんですけど、そこでもすごくリンクするような内容が多かったので自分でもハッとなりました。「アップルミント」ではソロ・デビューするときの心境を感情を込めて歌っていたので、「Blooming!」ではそこから芽が出て花が咲いていった自分の気持ちを込めています。

――「Like a Bird」もハードなロック・サウンドが冴え渡っていました。

内田 普段キャラクター・ソングを歌わせてもらうときは、カワイイ歌だったり前向きで明るい曲が多かったので、ここでちょっとひとつかっこいい曲を歌ってみたらどうなるかなと思い、提案させていただきました。今まで声優としてキャラクター・ソングを歌ってきたイメージを皆さん持っているだろうなという思いがあったので、また全然曲調の違う歌を歌うことで、こんな表情とかこんな低めの声を出してもいいのかなと、どんどん引き出しを開けていく感じが楽しかったです。みんながどう思うかなというドキドキ感がありました。1stアルバムのときは、キャラソンっぽくなっていないかなと毎回悩んでいたのですが、今回は自分ではないものを出せるようになってきたりと、良い意味で慣れてきた部分があってすんなりと収録できた気がします。ただ、私の歌い方によってどんな表情にもなるわけですから、どの表現がいいんだろうというのはつねに考えています。

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自分が想像していた以上にみんながリアクションしてくれたので、ハードルが上がってしまって

――先ほど声優としての歌い方の話をされていたので、それが表れたであろう「妄想ストーリーテラー」についてもお聞かせください。

内田 この曲は聴かれた方に“なんだこれ!?”って思わせたら勝ちだなという曲です(笑)。私自身、歌詞を見たときに一体どんな曲なんだろうと思って聴いてみたら“やってくれたな〜”と思いました(笑)。難しい曲だったので歌えるかなと心配がありましたが、レコーディングは楽しめました。ミュージカルとも違うんですけどこういうのは好きだったので、そのイメージで歌えたらなと思っていました。途中から歌い方を変えたり、もっとかわいくしたりとドンドンやったほうがいいと言われたので不思議な一曲になっています。結果、この2ndアルバムにとってすごく良いスパイスを加えてくれたなと思います。これをライブで歌うことになったらひとまわりもふたまわりも大きくなったこの曲を披露できたらなと思います。

――アルバム最後の「with you」はこれまでの内田さんにないEDM楽曲でした。

内田 これは私から提案させていただいた曲のひとつです。こういうエレクトロ・ポップは普段自分が好きで聴いているのですがなかなか歌ったことがなく、自分の好きな曲を歌ってみたらどうなるんだろうというのが大きな理由です。楽曲としてはいただいた仮歌の段階ですごく好きになって、それがひとつ壁になりました。自分がレコーディングした音源を聴いたら、思っていたよりずっとゆっくりに聴こえたので、自分の表現というものを客観的に知ることでまた表現の仕方も変わってくるということをすごく感じました。

――歌うときに何か気をつけたポイントはありますか?

内田 キャラクター・ソングの場合だと歌詞の一つひとつをセリフで歌うようにレコーディングするんですけど、そうなると言葉の一つひとつが重くなるんですね。なので、こういう曲のときは歌い上げるよりもリズムに乗って聴けるようにもうちょっと軽く歌いたいなと思って歌いました。これも新しい挑戦になりましたし、こういう曲はすごく好きなので、今後もやっていきたいなと思います。

――1stアルバムのときも最後の「ドーナツ」でロックに戻る流れの構成でしたが、アルバムの最後にインパクトを残すのは内田さんのこだわりでしょうか?

内田 『アップルミント』の反応として、曲順も好きだという感想をすごくいただきました。“きれいに終わるのかと思いきや、最後にこれが来たのがすごくうっちーらしいなと思いました”とか。私が思っている以上にファンの一人ひとりがそういうふうに感じているんだと実感したので、やっぱりそこに応えたいなと思い、曲順については最後まで粘りました。アルバム一枚でストーリーを作りたくて、1枚目のときはそこで最後にどんでん返しをしたかったのでああいった曲順になっていて、今回は気持ちいい裏切り方ができたらいいなというのと、11曲目が終わってリピートしたら1曲目に上手く繋がるようになればと思い、この曲順に決めました。

――ファンのリアクションによって内田さんのらしさが形作られるというのは良い関係になっていますね。

内田 はい。自分が想像していた以上にみんながリアクションしてくれたので、ハードルが上がってしまって大変です(笑)。でも私が表現することでみんなが元気になって、それを見て私も頑張れる。ソロだとダイレクトに繋がるので貴重な関係ですごくありがたいと思います。

――明日の発売日当日には代々木公園の野外ステージでフリー・ライブを開催するそうですね。

内田 野外でのフリー・ライブということで、聴こえる範囲だと何千人もの方に聴いていただけることになります。そこでは私のことを知らない人も近くで見てくれているかもしれませんし、何より野外で歌うということは非常に珍しい経験で、気持ちよさそうだなとか楽しそうだなという思いがあります。表題曲以外のアルバムの曲をここで歌うので、それもワクワクしています。夏のお祭り感覚で来て楽しんでくれたらうれしいですね!

Interview & Text By 日詰明嘉


●リリース情報
内田 彩2ndアルバム
『Blooming!』
7月22日発売
【初回限定盤A(CD+Blu-ray)】
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品番:COZX-1067-68
価格:¥5,500+税
<Blu-ray>
・「Blooming!」ミュージックビデオ
・ミュージックビデオ メイキング映像
・レコーディング メイキング映像(「with you」「いざゆけ!ペガサス号」)
・ファースト・ソロライブ「アップルミント Baby,Are you ready to go?」ダイジェスト映像(2015年5月22日 五反田ゆうぽうとホール)

【初回限定盤B(CD+DVD)】
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品番:COZX-1069-70
価格:¥3,800+税
<DVD>
・「Blooming!」ミュージックビデオ
・撮り下ろしスペシャルコンテンツ <うっちーに訊く>
・アルバム『Blooming!』制作インタビュー

【通常盤(CD)】
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品番:COCX-39222
価格:¥3,000+税

<CD>
1.Blooming!
 作詞:只野菜摘 作曲・編曲:持田裕輔
2.スニーカーフューチャーガール
 作詞:坂井竜二 作曲:石谷桂亮 編曲:佐藤清喜
3.Like a Bird
 作詞:中村彼方 作曲:小野貴光 編曲:玉木千尋
4.最後の花火
 作詞:大西洋平 作曲:宮崎京一 編曲:東タカゴー
5.Go! My Cruising!
 作詞・作曲:宮崎京一 編曲:東タカゴー
6.Let it Shine
 作詞:渡部紫緒 作曲:黒須克彦 編曲:東タカゴー
7.ハルカカナタ
 作詞・作曲:金子麻友美 編曲:佐藤清喜
8.いざゆけ! ペガサス号
 作詞・作曲・編曲:佐々倉有吾
9.妄想ストーリーテラー
 作詞・作曲・編曲:佐々倉有吾
10.Daydream
 作詞:中村彼方 作曲・編曲:坂部剛
11.with you
 作詞:SUIMI 作曲・編曲:hisakuni

●ライブ情報
AYA UCHIDA フリーライブ「Blooming!」
7月22日(水)【東京】代々木公園野外ステージ
内容:ミニライブ

内田彩 2nd LIVE
12月5日(土)【東京】有明コロシアム
『Blooming!』購入者対象先行受付実施
7月22日(水)10時〜8月2日(日)23時59分
内田彩オフィシャルサイトMEMBER先行受付
8月8日(土)〜8月12日(水)

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