「オール・オーヴァー」(「FLAT」C/W)発売記念!livetune(kz)×やのあんな スペシャル対談!

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――さて、先ほどkzさんから「女の子って大変そうだなぁ」というお話しがありましたが、kzさんは女の子に歌詞を提供される機会ってすごく多いですよね?

kz そうですね。ClariSをはじめとても多いんですけど、自分の中にある〈女の子像〉が「本当にあっているのか?」の思う部分も多少はあって。

――ClariSたちからは「kzさんは女の子の心を読み解くすごい人」と言われていますけど、今日はやのさんと〈女の子論〉について語ってもらいたいなと。

やの でも確かに、kzさんの仰る通り女の子って大変だと思います。加えて、女の子って〈切なくて儚い存在〉だと思うんですよ!

kz きたぞ、最高のパンチライン! 今ちょっとドヤ顔だったし(一同笑)。

やの いやいや(笑)!女の子って、男の子よりも早くオシャレに目覚めて、恋に目覚めて、幼い時から常に見た目と中身と向き合いながら年齢を重ねていくんですよ。

kz 確かに、男って子供のころは何も考えてないからなぁ(苦笑)。だからこそ、男からすると「大変だなぁ」と思う部分で。

やの 確かに「大変」なんですけど、女の子は同時にオシャレとかを目いっぱい楽しんでいるので、そこに女の子ならではの幸せを感じているんですよね。

kz そこは確かに羨ましい!オシャレの幅は圧倒的に女の子の方が広いから。男って、オシャレで攻めてもすっごく短い短パンとかだから(笑)。攻めれば攻めるほど、戸愚呂弟(『幽遊白書』の登場人物)的なマッチョイズムにいくしかなくなるというか(一同笑)。美しくデコレーションすることができないんですよね。

やの ただ、なんで〈切なくて儚い〉のかというと、私たちは“少女である期間”が限られているからなのかな? と思っているからで。私って今、丁度「女の子」と呼ばれるか「女性」と呼ばれるか、年齢的にその狭間にいる気がしているんですよ。「女の子」と「女性」って、実はファッション的にも別ジャンルと言っていいくらい〈変わらなくてはいけない〉んです。

――「いつまで女の子でいられるんだろう?」という問題を、誰もが抱えていると。

やの そういうことですね。しかもそれを決めるのは自分自身で、「これからは女性らしく……」と、心の中で折り合いをつけなくちゃならなくて……。

kz 男って40代になっても、若いころの延長線上にあるかっこよさや魅力を努力次第で持ち続けることができるけど、女の子は別ジャンルになっちゃうと。確かに、それは大きな決断だなぁ。僕なんて、小学校のときに砂場で遊んでいた感覚と、現在の「良い曲できた! ライブ超楽しい!」って感覚、あまり変わらない気がするもん(笑)。

やの 羨ましいです(笑)! もちろん、〈女性〉としての魅力はとても素晴らしいものですけど、それは〈女の子〉とはまた別の魅力になっていくのかな? って。だから女の子は〈切なくて儚い〉んですけど、同時にその少女期のきらめきは、何ものにも代えられないものだと思っていて。だからこそ、すごく尊いものというか。

kz この前ClariSに書いた「CLICK」という曲は成長とともに失われていく記憶をテーマにしましたけど、今のあんなちゃんの話とは別の方向性で、女の子自らが決断して“失われる”話というのは、すごく興味深いですね。

やの 私は今、まさに葛藤中です(笑)。というのも、大人の魅力も欲しいし、女の子のままでいたいし……どういう風に自分の色を出していけばいいのかな? って。

――でもやのさんは、モデルとして活動した〈女の子〉としての証がたくさん雑誌やヴィジュアルで残っていて、音楽でも残すことができるという意味では、やはり憧れの対象なんだろうなと。

やの 確かに、そうかもしれませんね。

kz 次会うとき、いきなりモードになってたらどうしよう(笑)。

やの でも中身は変わらずこのゆるいままで(一同笑)。

kz 思ったけど、僕が作る音楽で〈女の子〉から〈女性〉になるきっかけを作ることもできるし、それって面白いなと思いましたね。

やの あー!なるほどー!

kz いきなりセレブ感のあるディープ・ハウスに寄ってみたり(一同笑)。

やの その際はぜひよろしくお願いします(笑)!kzさんのおかげで、これからますます音楽活動に取り組む楽しみができました。ありがとうございます!

kz こちらこそ、現役モデルの貴重な〈女の子論〉が聞けてめちゃくちゃ面白かった! 改めまして、これからも良い音楽を作っていきましょう!

 Interview & Text by 冨田明宏


【リリースインフォメーション】

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「FLAT」
1. livetune adding Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)「FLAT」 ※TV アニメ「ハマトラ」オープニングテーマ
2. livetune adding やのあんな「オール・オーヴァー」 ※TV アニメ「魔法少女大戦」主題歌/ PlayStation(R)Vita 用ソフト『魔法少女大戦 ZANBATSU)』主題歌
3. FLAT (Inst)
4. オール・オーヴァー (Inst)

Now On Sale! 

【通常盤:CD】
¥1,000(本体価格)+税
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【プロフィール】

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livetune(ライブチューン)
ワールドワイドに活躍する音楽プロデューサー「kz」によるプロジェクト。音楽プロデューサー「kz」によるソロプロジェクト。2007 年にボーカロイド「初音ミク」を使った音源を制作し、動画サイトに投稿し脚光を浴びる。 2008 年のメジャーデビュー。 2011 年12 月には “GoogleChrome – 初音ミク篇 -” の為に書き下ろした「Tell Your World」を発表。同年3 月に満を持してMini Album「Tell Your World EP」をリリース。この作品が、オリコンチャートで4 位を記録。2013 年に入り、Lady Gaga ファミリーの次世代最注目アーティストZEDD のRemix や村上隆初映画監督作品「めめめのくらげ」主題歌を手掛け、さらに3 月にアルバム「Re: Di al 」をリリース。6 月には「デビルサバイバー
2 the ANIMATION」の主題歌をFukase(SEKAI NO OWARI)、挿入歌を及川リンと手掛け、リリース。また2014 年1 月からスタートするTV アニメ「ハマトラ」OP 主題歌もGalileo Galilei のヴォーカル尾崎雄貴をヴォーカルに招いて担当することが決定。さらなる注目を集める新進気鋭のアーティストとして活躍中!

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やのあんな
2010年サロンモデルをきっかけに、雑誌「Used Mix」や「mer」、「SEDA」などの青文字系雑誌を中心に読者モデルとして活躍中。ロリータファッション雑誌「KERA」やメンズ雑誌への出演も数多く、現在注目の読者モデル。人懐っこい性格と透明感のあるキュートな笑顔が魅力的で、更には“大のアニメ好き”である。2013年8月には、kz(livetune)プロデュース楽曲の「Shape My Story」を歌唱。この楽曲は、TBSで放送されたアニメ『ステラ女学院高等科C³部(しーきゅーぶ)』のオープニングテーマになっていた。読者モデルとしての活動はそのままにアーティストとして「原宿カルチャー×ア二メ」を盛り上げていくNEWアイコンとして活躍の場を広げている。 

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