リスアニ!VOICE 藍井エイル

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 アニメ音楽に関わる人達の「声」をお届けするリスアニ!TVによる撮りおろしインタビュー、それが“LisAni!VOICE”。「リスアニ!TV」にて放送されたその「声」をリスアニ!WEBで掲載します。
藍井エイル「シリウス」リリース時の「リスアニ!VOICE」を掲載!
(「リスアニ!TV」2013年11月15日/22日放送分)

――リスアニ!の誌上デビューのきっかけをお願いします。

藍井 まず、小さい頃からずっと歌をお仕事にできたらいいなって思ってました。、幼稚園くらいの頃から「歌手になりたい」って思い始めてから、中学校からギター始めたんです。高校でバンドを組んだりして、そこから本当に歌手になりたい気持ちがどんどん強くなっていったんです。でもなかなか叶うものじゃなくて一度諦めて看護師になろうと受験生になったんです。でも、やっぱり音楽から離れるのはすごく嫌で、ネットで自分の歌声の動画を投稿したんです。そこからデビューシングルの作家の安田史生さんが動画を見てくださってお声をかけていただいて、そこから「リスアニ!という音楽情報誌にデモ音源を送ってみない?」という話になり、今に至ってます。

――デビューして今これだけたくさんのアニメの曲を歌っているとは想像できてましたか。

藍井 まったく想像できてなかったです。すぐいなくなると思ってました(笑)。

――デビューすることが決まってからはどうですか。

藍井 デビューするんだってワクワクしつつもやっぱり不安なことが多かったですし、元々のマイナス思考で「やった嬉しいデビューだ!」って思いながらも「でも喜んでばかりじゃ危ないぞ!」っていうような気持ちでやっていた部分もありました(笑)。でも、小さい頃から持っていた夢である歌手っていう職業に就けて本当に幸せだなって思いましたし、この仕事をするようになってから、本当にいろんな方々と接するようになりました。受験生のときに絶対経験できなかった気持ちっていうものをすごく今感じる様になって、もっともっと頑張らなきゃと思ったし、ライブやっている時なんかお客さんが笑顔でいるのが見えるとすごく嬉しくなるんですよ。その笑っている顔とかもっと見たいなって思うようになりましたし、だからといって強制するつもりは全くないんですけど。辛いって思ったり最近ストレスたまってるなって思う人もたくさんいると思うんで、そういう時は思いっきり泣いてほしいなって思うし、もっともっと気持ち的に近くなれたらいいなって思ってます。歌を通してそれがどこまで出来るんだろうって思うとすごくワクワクします。

――アニメの楽曲で実際デビューしたわけですが、アニメの音楽っていうものについてなんですが、自分が今まで聴いてきてすごく印象に残っているアニソンっていうのはありますか?

藍井 携帯にも入ってるんですけどDEENさんの「ひとりじゃない」自分にとって勇気づけられて今でも大切に聴いている楽曲です。

――「MEMORIA」でメジャーデビューを果たしてTVアニメ『Fate/Zero』のエンディングを歌ったことで一気に注目を集めたと思うんですけど、一方でアニメの持つパワーを感じることってありますか?

藍井 いつも感じます。あたりまえのことなんですけど、レコーディングでは自分の最大限の力を出していこうって常に思っています。だけどライブになると、そこから年月経っても歌い続けていくので、やっぱり歌う楽曲の精度を上げていかないと成長してないことになっちゃうんで、だから常に最大限の力を出して歌っているんです。でも本当に素敵なアニメに携わらせて頂いて、自分の歌でそのアニメの感動だったりとかそういったものがより伝えることができたらなって思ってます。

――シングル「シリウス」についてお伺いしたいのですが、アニメ『キルラキル』のOPテーマになっていますが、アニメのタイアップは久しぶりですよね。

藍井 そうですね。アニメのタイアップが約1年ぶりくらいですね。

――今回の楽曲で目指すところの方向性っていうのは事前に色々考えたり、お話しながら決めたんでしょうか。

藍井 最初実際私も楽曲をプレゼンしたりしました。どういったアニメ作品なのかを知らなかったのでちょっと想像しながらだったんですけども、結構熱血系の曲をメインに集めたりして、その中で決まった楽曲だったんです。

――熱血というのがテーマになってるのはもちろん『キルラキル』という作品のせいもあると思うんですけど。

藍井 そうですね。今回の「シリウス」を最初に聞いたときの印象とかも本当に熱血漢っていうのもあると思ったんですけど、「キルラキル」は学園モノなんで、なにより青春感がある曲だなって思ってて、学祭とか体育祭とかに使われているイメージというか(笑)。そういうシチュエーションが似合う楽曲だなっていう風に思ってて、そこから曲中の主人公が成長過程を思わせるイメージもありました。

――まずは「シリウス」の楽曲の作曲の話なんですが、最初にこの「シリウス」という楽曲を聴いた印象はいかがでしたか。

藍井 やっぱりさっき行ったように爽やかというよりかは熱血漢風な感じで曲中の主人公が成長過程を思わせる青春感がすごく強く強かったですね。初めてでも歌ったときに「めっちゃ楽しい!!」と思って、レコーディングが終わったあとに重永さんにLINEで「歌うのすごい楽しいし、すごい素敵な曲だね」っていうメッセージを送っちゃうくらいテンションノリノリで、レコーディングしてました。

――歌詞はmeg rockさん歌詞を書かれているということで、meg rockさんってかなり歌ってる人の事を投影した歌詞を書かれた方だったりして、事前にお話とかされたんですか。

藍井 ごはんを食べながら歌詞についてだとかお話させていただいたりとか、逆にお話を聴いたりして。そこから実際にレコーディングするときも立ち会って頂いて、歌詞の譜割りのこととか相談させてもらったりしました。

――実際出来上がった歌詞なんかはやっぱり歌ってる方を投影している歌詞で、「シリウス」の歌詞ってエイルさんのことだなって印象があったんですが読んだときどうでしたか?

藍井 魔法が使える方なのかなって思えるくらいに、本当に自分を投影してくださいました。私は作詞家さんではないし作詞はどちらかと言うと時間がかかってしまうタイプなんですけども、ボキャブラリーもやっぱりmeg rockさんと比べるとはるかに少ないんですよ。だから歌詞を見たときにすごく感動しましたし、「こんな言葉が出てくるんだ!すごい!」という風にも思いました。きっと私が書いたら単調な歌詞になるような部分もすごい個性の強い形にしてくださったりしていて。ファンの方だったり、応援してくれてる方々に対しての感謝の気持を歌にしたいなっていう風に思っていたんですけど、見事にその歌詞も書いてくださったんです。だから本当にライブで何度も歌わせていただいてるんですけども、気持ちがすっごく込めやすくて。とても感謝してますね。

――meg rockさんとの話しの中でこの「シリウス」ってタイトルについて何か聞いたりしていましたか?

藍井 サビの歌詞自体が、強く光を求めていくイメージだったので光に関する歌詞じゃないとなと思って、私自身も歌詞を頂いて考えたりしてたんですけど、なかなか出てこなくて、探した結果いまいち納得いかなかったんですけど、一番ピンときたのがやっぱり「シリウス」だったんですよ。太陽を除いたら一番眩しい星でもあるので、「シリウス」っていうタイトルだけで力強さも持つことが出来るタイトルだなとも思っていて。「シリウス」って決まったあとにだったんですが「青星」ってあるんですけど、そこの部分は最初なかったんですけど、申し訳ないながらそれを変えていただいたりしてて、(笑)。

――ビシッとハマったなって思いました。タイトルで勝ってるというところもあって、これはすごくわかりやすいなと思いました。

藍井 ありがとうございます。やっぱり分かりやすくて「ああ!」って思えるようなものを意識したいなと思ってて。

――「シリウス」はだいぶ披露されてて、先ほどお話にあったようにご自身が歌ってる気持ちを伺いましたが、オーディエンスの反応としてはどうですか?

藍井 やっぱり『キルラキル』のオープニングということもあって、みなさん喜んでくれてるんじゃないかなと思います。楽曲や歌詞も結構明るい感じなので、みなさんの笑顔を見ることができて、自分も自然に笑顔があふれる感じになって、歌っててライブではさらに楽しいなって思いました。

――最初に言っていた学園祭感っていうのはライブにハマりますよね。

藍井 そうですね。あとバンドスタイルでやったときのハマりも本当にすごい良くて。

――2013年はツアーもあったり、いろんなイベントに沢山出演されていると思います。特に海外っていうのは新鮮な経験かと思うんですけどいかがですか。

藍井 アメリカ、ドイツ、インドネシア、台湾、シンガポールなどいろんな所にお邪魔させていただきました。

――海外で自分の歌を披露したときのお客さんの反応を見てどうでしたか。

藍井 各国によって全然違いますね。アメリカはアメリカの音楽の楽しみ方、ドイツにはドイツの楽しみ方っていう風に国によって違うなって思いました。だけど、みんな音楽が好きで、アニメをすごい愛しているっていうのは変わらないんだなっていう風にも感じました。

――やっぱりアニメを見てるから反応がすごいのかなって思ったんですが。

藍井 そうですね。やっぱりアニメに関連することとなるとすごい情熱的な反応をしてくださるので本当に嬉しい気持ちにもなりますし、笑顔を見ることもできてこっちも元気になりますね。

――今後に向けてどんなアーティストになっていきたいか思いを聞かせてください。

藍井 やっぱり自分のアイデンティティをもっと表に出していきたいなとも思っていますし、もっとパーソナル感の出たものも作ってみたいなって思ってます。まさに「シリウス」のmeg rockさんの歌詞に影響された部分もあったりするんですけど、そういったものを自分でもっとどんどん作っていきたいなって思ったので、作詞だったり作曲ももっと自分でやって行きたいなと思ってます。

――リスアニ!ライブもありますし、前回から1年経っての成長したものを見せるステージでもありますし。

藍井 そうですね。成長した自分を見せられたらいいなと思ってます。1年前って、1年後のことと想像つかないことがいっぱい起きてるんで、だから今ここでインタビューを受けている私とリスアニ!ライブにいるときの私っていうのは相当自分の中で距離を感じるというか。

――それは技術的なものもそうかもしれませんがエイルさんのアーティストとしての立ち位置も変わってきているんじゃないですか。

藍井 そうかもしれないですね。でも本当は1年じゃなかったかもしれないっていう感覚です(笑)。たまに思うんですよあれ?夢なのかもって。

――最後に恒例の質問です。エイルさんにとってのアニメ音楽とは。

藍井 「表現」です。実際に自分で経験したことがあるんですけども、アニメを見てそのオープニングだったりエンディングの曲を聴いてすごく感動するんです。そのアニメの名シーンっていうのを思い出してなお感動してっていうのが実体験としてあったんですけども、自分自身もそういったアニメの感動だったり、名シーンを思い出すような感覚だったりっていうのはアニメ音楽には伝えることが出来る可能性のあるものだと思ってます。


【リリースインフォメーション】

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藍井エイル『AUBE』(2nd ALBUM)
Now On Sale!

☆[初回生産限定盤A(CD+Blu-ray)]SECL-1450~1/¥3,900(税込)
☆[初回生産限定盤B(CD+DVD)]SECL-1452~3/¥3,600(税込)
☆[通常盤(CD)]SECL-1454/¥3,000(税込)
※初回生産限定盤(A・B)には48pフォトブックレット付+スリーブ仕様
※初回仕様限定盤(初回盤A・B/通常盤初回分)は、各3種オリジナル・フォトカード封入
<主な収録曲>
・「コバルト・スカイ」(TBS系『CDTV』OPテーマ)
・「シリウス」(TVアニメ『キルラキル』OPテーマ)
・「サンビカ」(TVアニメ『キルラキル』挿入歌)
・「虹の音」(TVアニメ『ソードアート・オンライン Extra Edition』テーマソング)
・「KASUMI」(日本テレビ系『フットンダ』1月エンディングテーマ/日本テレビ系『ミュージックドラゴン』パワープレイ)
・「アストラル」(BSアニマックス『ゲーム★マニアックス』EDテーマ)

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