みみめめMIMI 2ndシングル「瞬間リアリティ」発売記念スペシャル・インタビュー!

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シンガー・ソング・ライターの”ユカ”と イラストレーターの”ちゃもーい”による目と耳から刺激する視聴覚ユニット、みみめめMIMI。TVアニメ『君のいる町』の主題歌 1stデビューシングル、「センチメンタルラブ」から約5ヵ月。待望の2ndシングル「瞬間リアリティ」(2014年1月8日発売)発売を記念したスペシャル・インタビューを掲載!

 

――まず、1stシングル「センチメンタルラブ」をリリースしたときの反響からお聞かせください。

ユカ 表に出ていないからなのか、気持ち的には「デビューしたんだ!」みたいな実感がすごく特別にあったりするわけではなくて、変わらずに「次はどんな曲を伝えようかな?」という感じです。

――お店でCDが売られているのを見たときはどう思いましたか?

ユカ それは感動しました!フラゲ日と発売日、ちゃもーいと渋谷のCD屋さんをめぐったんですよ。そこにドーンって置いてあるのを見ると、なんだかサプライズギフトに出会ったみたいで。CD発売って言葉ではわかっていたんですが、いざそれを見るとすごく感動しましたね。

――自分でも買いましたか?

ユカ 買いました買いました(笑)。渋谷のTSUTAYAのスタッフさんが”みみめめTシャツ”を1週間着てくれていた、っていうのもすごく感動して。そんなときと、Twitterを通してコメントや感想をくださっているのを見ると、うれしかったですね。

――TVで曲が流れたのは、どういったかたちで観られたんですか?

ユカ ちゃもーいが実家暮らしなんですけど、そこで一緒に見ました(笑)。「センチメンタルラブ」に関しては、「みみめめMIMIのセンチメンタルラブ」ではなくて、楽曲自体を好きになってくれた人がいて、動画サイトとかに「センチメンタルラブを弾いてみた」みたいなのが上がっているのを観てうれしかったりとか。曲自体を愛してくれるのには感動しましたね。

――そうすると、全体の実感としてはまだふわっとした感じですか?

ユカ そういう部分もありますね。たまたまラジオとかで聴いて声で気づいて言ってくれた友達からの感想だったり、YouTubeのコメントや検索とかで、反響を確認していました。いろんな声も上がっているし、ちゃもーいの絵を気に入ってくれてる人もいて。いろんな面で好きになってくれる人がいるんだな、っていうのを初めて実感しました。

――ちなみにちゃもーいさんはどんな反応を?

ユカ すごくあっさりしてるゆるい子なんですけど、「すごーい」って言ってました。いつも「本当に思ってる?」みたいな言い方をするんですけど、感動してめっちゃスクショしたり、写真撮って喜んでいました。ただ、1回慌てたことがあって。渋谷のタワレコで、1Fの入口付近にみみめめMIMIを展開してくださっていて。そこには私たちのインタビューが載った雑誌も一緒に並んでいたので、手にとって売り場にいたんですけど、そのとき街頭TVでもみみめめMIMIが流れ出して、慌てて商品持ったまま外に出ちゃって。危ない(笑)。

――でも、表の大スクリーンで流れたのを観たのは気持ちいいのでは?

ユカ すごくうれしかったです。最初は「Mr.Darling」が流れてたので、「待っていたら『センチメンタルラブ』も流れるんじゃないか?」って待っていたりとかして(笑)。

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――その「Mr.Darling」と、「瞬間リアリティ」の制作はほぼ同時進行だったんですか?

ユカ いや、『白魔女学園』のOP曲のお話をいただいたのは8月末頃で。そこから1週間ぐらいで曲を決めなきゃという状況で、すごかったですね。このスピード感は初めて実感しました(笑)。とりあえず急いで映画を観させていただいたんですけど、完成したものを観て作るというのは贅沢な経験でしたね。にしても突然過ぎて、うれしさと同時に本当に“瞬間”でした。実は私たちの間に「みみめめノート」っていうのがあって、ちゃもーいとよく「この人と仕事してみたいな」とかを書くんですけど、この話をいただく3日ぐらい前に、でんぱ組.incさんのMVも面白いなとか思って、名前を書いていたんですよ。そしたらでんぱ組さん主演のこの作品のオファーをもらって。なんで、今度からもうバンバン書いていこうかな、と(笑)。

――ちなみに、映画はご覧になっていかがでしたか?

ユカ ぶったまげましたね。でも深い作品で面白かったです。曲を作るためでもあるんですけど、繰り返し観ても全然飽きずに観ている自分がいましたね。

――歌詞は映像を観てから作れたんですよね。

ユカ そうです。曲自体は元々あった曲で、それを『白魔女学園』を観てリメイクしました。

――ストックの中にあった曲を、作品にカスタマイズして合わせたという。

ユカ 『白魔女学園』って、主人公の女の子たちが自分に自信がないところから始まるストーリーなんです。実は私もこの曲を書いたときは、何もうまくいかない自分がすごく嫌な時期だったんです。なので、そのときの気持ちと作品とがリンクするものがあるなと思って、この曲を選びました。

――彼女たちの“立ち上がれ感”って女の子みんなにも言えることだと思うんです。ユカさんご自身もそういう気持ちはありますか?

ユカ ありました。夢を目指しだすときって、ゼロなのに「なれるかも」ってワクワクドキドキするから目指すわけじゃないですか?それが、だんだん自分自身は成長しているはずなのに、どんどん自信もなくなるし敵わない気にもなってすごく落ち込む。だからこの曲は、夢を目指した瞬間の気持ちをずっと持てたら、苦しまずに今だけを見つめて頑張れるのにって、自分に言い聞かせたくて書いた歌なんです。落ち込んでいるときに答えが見えなくても、今だけをがむしゃらに頑張れ、と。

――この曲はアレンジが、特にピアノが抜群にかっこよかったんですが、あれは湯浅(篤)さんとコミュニケーションを密に取られて?

ユカ 最初ピアノで送ったデモに、湯浅さんに魔法をかけてもらいました。ピアノを大事に使ってほしいとかこちらの意見も踏まえたうえで、湯浅さんが素敵にアレンジしてくださって。それとレコーディング当日、プリプロで湯浅さんとふたりで作業していたときにも、「掛け合いを入れてみよう」とかいろいろアイデアも生まれました。

――あと、実はリズムトラックが結構デジタルな感じじゃないですか? 

ユカ そうなんですよ。「センチメンタルラブ」よりは少しひねって、音色をたくさん詰めていまして。「瞬間リアリティ」は遊び心の詰まったフックのある曲にしたかったんですよね。ちょっと色を変えてみたかったというか。短期間でこれだけのことができて、湯浅さんには本当に感謝しています。

――そして映像なんですけれども、キャラクターが金髪で。

ユカ そうです。白魔女バージョンのMIMIちゃんが。人間って、心に光と闇の部分があるじゃないですか?MIMIちゃんの表情とかいろんな絵で、光と闇の対照を表したくて。MVでもこのふたりが登場して、徐々にMIMIが光に向こうとしていく瞬間が表されています。

――絵作りの部分では、ちゃもーいさんと話してたのは感情の対比の部分なんでしょうか?

ユカ そうですね。それと、背景が黒っていうイメージを最初に伝えていて。でも、あとは基本的にはおまかせでした。

――このトランプのイメージとかは、おもちゃ箱的なちゃもーいさんのイメージですよね。それを基軸にして、星がくるくる顔の周りを回っているじゃないですか? これは魔法か何かなんですか?

ユカ これは……なんだろう?私よりお気づきくださってうれしいです。まだまだ見れるところがたくさんありますね。ホントに。

――あと、ナイフが歌の中に出てきますね。これは映画に寄せたんでしょうか?

ユカ そうですね。MVにもちょくちょく出てきますしね。最初はハサミだったんですけど、それよりもナイフのほうが作品に合っていますし。いつも、基本的にちゃもーいに絵を任せていて、私が入れてほしいキーワードがあると、それを言ったりもするんですが。

――ただ、MVではハサミのモチーフもいっぱい使われていましたよね。

ユカ 私、カットといえばハサミ、というイメージがあるので、最初の方にこの曲のキーワードとして直感で思ったんです。それはちゃんと入れてもらいました。

――ほかに入れてほしいって頼んだモチーフはありますか?

ユカ やっぱり光と闇の対比ですね。ひとりの女の子の心の中の葛藤ですし。あと、「Mr.Darling」のときは静止画だったMIMIがちょっとずつ動き出して、「瞬間リアリティ」ではMIMIと白魔女MIMIがより立体的になって動いて、ちょっとずつ成長してるMIMIにも注目してほしいですね。

――続けて、カップリングの「蝶~Butterfly~」のお話もお伺いしたいんですが。

ユカ この曲はすごく前から書いていたもので、とあるマンガにすごく影響された時期に書いた曲なんです。誰にでもいると思うんですけど、大切な人ってその人の悪いところも含めて大事だから、嘘とかそういうものも含めて大事だっていう想いを歌った曲です。ただ、今回のレコーディングで歌詞をリメイクするような感じで見直して、「これは今私を応援してくれている人に歌いたい曲だな」ってすごく思いました。すごく気に入っている曲です。

――温かい曲ですよね。

ユカ そう思ってほしい感じのミドル・アップテンポなので、そう感じてもらえたら、という想いはすごくあります。

――クラップとかが入っていて、励まされたり前向きな感じもします。

ユカ 昼間に、公園とかを散歩しながらイヤホンして、鼻歌を口ずさみながらふと聴いてほしい感じの曲ですね。あとそのクラップも、実は最後にミックスのときに倍にしてみているんですよ。

――これもライブしたくなっちゃうんじゃないですか?

ユカ したいですね。

――「瞬間リアリティ」も掛け声が入っていましたし、この曲も自然にクラップが出ると思います。

ユカ そうですね、あれだけ音源に入っていたら。私としては、この曲は自分に向けている歌じゃないので、やっぱりライブで歌いたいです。

――この曲なんですけど、歌詞で「キミ」を片仮名にしたくなっちゃうのはなぜですか?

ユカ なんでだろう? クセなんですけど、ちょっとした心境の変化で、曲によってそれを使い分けたりもするので。なので、これは変に今決めつけずに探っておきます(笑)。他に「ボク」も両方使っていたりするので、きっと何かの心情の現れなのかな?

――そして3曲目には、なんと「センチメンタルラブ」のアレンジ違いが入っています。

ユカ 「センチメンタルラブ」って、元々私がピアノで弾き語りで作って歌っていた曲なので、それを皆さんにもお届けしたくて。それで今回、自宅でひとりでMIDIを録って、結構孤独な戦いでした。この曲は、私が横でキーボードを弾いているぐらいの感覚で聴いてほしいですね。音源自体は、細部まで機械的に調節したりもしていないので、全然完璧ではないと思うんです。でも、今回はあえてそういう荒削りなものを届けたかったんですよ。

――自分の原点を聴かせる感じですよね。

ユカ そうですね、さっきも言ったんですが、「センチメンタルラブ」自体を好きになってくれる人がいたので、そういう人に弾き語りバージョンも聴いてほしくなって、元々の曲をやりたくなったんです。ピアノと私とで生まれた、本当に原点みたいな曲になりましたね。またピアノバージョンはやってみたいです。

――ちなみに、作曲はいつもピアノで行っているんですか?

ユカ 一応ギターで作った曲もあるんですけど、でもやっぱりなんとなく昔から弾いてた名残もあって、ピアノ曲のほうが多くなっちゃいますね。

――最後に2013年の振り返りと、新年をどんな1年にしたいのか、展望のようなものがあればお聞かせいただけますでしょうか。

ユカ 振り返ってみると、1年前はみみめめMIMIの存在を知らなかったんだなぁ、って。そう考えると、やっぱり何が起こるかわからないんだな、っていうのを強く感じます。おととしの秋頃に、すごく「もうだめだな」って落ち込んでいたときもあったんですけど、今こうやってみみめめMIMIを結成できて、「自分の音楽を伝えたい」って思って書いてきた楽曲たちを世に出せるようになったという意味で、去年はすごく自分のなかで大きな1年でしたね。そのうえで、今年からもまた自分の想いが届くような曲をもっと作りたいってすごく思いますし、もう前を向くしかない、という気持ちがあります。なので、2014年はいろんな意識も変えて、未熟なところももっと成長できるように挑戦していく年にしたいです。

 

【リリースインフォメーション】

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みみめめMIMI「瞬間リアリティ」

<初回盤>CD+DVD/価格:1,500円 品番:AZZS-19
<通常盤>CD/価格:1,260円 品番:AZCS-2030

【初回盤】
1瞬間リアリティ
2蝶~Butterfly~
3センチメンタルラブ ~Piano Version~
4瞬間リアリティ(insturumental)
「瞬間リアリティ」Music Video

【通常盤】
1瞬間リアリティ
2蝶~Butterfly~
3センチメンタルラブ ~Piano Version~
4瞬間リアリティ(insturumental)
5ドラマCD 「白魔女学園 覚醒」

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