次世代を担う男性声優がここから誕生?!「Elements Garden」×「AGEHA promotion」×「SACRA MUSIC」3社による合同オーディション「MEN’S VOICE ACTOR TRY OUT!!! Vol.1」を開催!!

「うたの☆プリンスさまっ♪」や「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズをはじめ、数々の人気アニメ主題歌を手がけるサウンドクリエイターチームのElements Gardenと、ソニー・ミュージックレーベルズのSACRA MUSIC、そしてAGEHA promotionがタッグを組んだ新人男性声優アーティストのオーディション「MEN’S VOICE ACTOR TRY OUT!!! vol.01」。

10月に書類審査を実施、選考を勝ち抜いた人たちが11月に東京と各地方で行われた審査会へ。そこで選び抜かれた精鋭たちが、1月12日(土)に行われた決勝大会へ駒を進めた。

審査員には、上松範康(Elements Garden/AGEHA promotion)/佐藤ひろ美(AGEHApromotion)/斎藤滋(ハートカンパニー)/藤永龍太郎(Elements Garden/AGEHA promotion)/坂元くるみ(アリア・エンターテインメント)に加えて、SACRA MUSICのスタッフが参加した。

審査は、最初にファイナリストそれぞれが「自己PR/歌唱審査/演技審査」の3項目を披露する形で実施。歌唱審査は、おのおの用意した楽曲を歌唱。演技審査では、「怒り」「泣き」「笑い」と異なる3つの感情を現したセリフで自身をアピールしていく。

また、自己紹介のスタイルも様々。いじめられていた環境をアニメに救われたことから声優を目指したと話す人がいれば、ダンスが得意でブレイクダンスを披露したり、ラップで自己紹介をする人、自分の歌声や演技で誰かに勇気を与える存在になりたいと明確な理由を持って臨む人。さらには、映画「ボヘミアンラプソディ」のエピソードになぞらえ、「ここで僕を取らないと後悔しますよ」と強くアピールする人や、「日本武道館でソロに立つ」と宣言する人も。それが狙いだろうが天然だろうが、緊張感のある場の中、どれだけ自分を表出していけるかが、審査員へアピールするポイントにもなっていた。

歌唱審査での選曲も、アニメソングやゲームソングをはじめ、藍井エイルや欅坂46など女性ボーカルの楽曲まで参加者の幅広い個性をのぞかせ、演技審査では、気持ちの変化ごとに違う声色を描くのはもちろん、それぞれの項目ごとに人格が変わってゆくように、素顔と演技での違いを上手く描き出す人たちが多かった。とはいえ、「怒り」や「泣き」は勢いも含めて感情豊かに演技ができても、「笑い」をナチュラルに表現するのは難しいようで、そこで苦労していたのも観ていて感じた。

個人審査に続いては、掛け合い演技審査へ。ファイナリスト全員が壇上に勢揃いし、3人の登場人物による物語が描かれた台本を元に、順番に3人ずつ掛け合いによる演技審査が進められた。

その場で配役を割り振られ、掛け合いの演技を披露する参加者たち。ここでは自分がどの役柄を演じるのかをその場で知らされるという、臨機応変な対応力も求められていたように思えた。

ひと通りの掛け合いが終わったところで、審査員側から「この人の、この役柄での演技を見たい」という組み合わせで再度演技を披露する場面も。先ほどとは違う役柄での演技となる人が多く、その人の表現の幅も求められていたのも印象的だった。それぞれが緊張感を持ちながらも、さすが声優志望のオーディションを勝ち抜いてきたように、しっかりと役柄をつかんだ演技を見せてくれた。

ここで、最終審査は終了。審査結果は後日発表とのことだったが、この中から誰が声優として未来へ羽ばたくチャンスを勝ち取ったのか。今後、どんな形で作品の中に声の命を吹き込むのか。歌という形を通して、触れた人たちの心にどんな力を与えてゆくのか。何より、どんな声優として成長していくのか、彼らの「これから」にも注目していきたい。

Text By 長澤智典 Photogoraphy By 山本哲也

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