リスアニ!WEB – アニメ・アニメ音楽のポータルサイト

REPORT

2025.10.11

多彩なゲストを迎え、ヒット曲たっぷりの大盤振る舞い! 2日間でガラリと違うセットリストと豪華な演出で、自身の“アニソン人生”をファンと辿り、未来に繋げた“オーイシSSA 〜オーイシマサヨシ ワンマンライブ at さいたまスーパーアリーナ〜”をレポート!

多彩なゲストを迎え、ヒット曲たっぷりの大盤振る舞い! 2日間でガラリと違うセットリストと豪華な演出で、自身の“アニソン人生”をファンと辿り、未来に繋げた“オーイシSSA 〜オーイシマサヨシ ワンマンライブ at さいたまスーパーアリーナ〜”をレポート!

【DAY2】
オーイシのエンターテインメントショー、DAY2の幕開けは『アースグランナー』 OP主題歌から

DAY1の余韻がまだ冷めやらない“オーイシSSA”DAY2。開演前映像も“覚醒”をテーマにしつつも、映画の予告編を模した内容に。オーイシの狂気(?)シーンを寄せ集めた映像の数々に、笑い声が起こる。今日もびっしり埋まった客席に、早くもペンライトの赤い光が灯っている。開演時間の16時を回り、DAY1同様、オープニングムービーが流れる。今日のナレーションは、中村悠一の盟友・杉田智和が担当。勇ましい「アニソン王の伝説を、皆と一緒に作るのだ!」の声に客席から雄叫びが挙がり、オーイシを挟んでポップアップからメインステージに飛び出したのは『トミカ絆合体 アースグランナー』からグランナーRとグランナーK。曲はもちろん「世界が君を必要とする時が来たんだ」だ。すっくと立った2人のヒーローは、オーディエンスが放つ“ライドオン!”の声に、力強くポーズを決めてダンス。続くゲーム『A3!』にオーイシが楽曲提供した「MANKAI☆開花宣言」では、お得意のプラカード芸でオーディエンスのコールを求める。

爽やかなポップチューンからスタートしたDAY2も、もちろんチケットはソールドアウトの満員御礼。配信視聴者のコメントに「今日は昨日よりキレイ」とオーイシが笑い、DAY1は配信も大盛況でサーバが一度パンクしたという。そして、せっかく2日間あるのだから「同じセットリストで皆さんに臨むのもちょっと失礼かなと思って、今日は大幅にセットリストも変えまして。演出もめちゃくちゃ変わってます」と宣言。「続いての楽曲は、僕の持ち歌の中でも多分、一番知名度が高い曲。珠玉の名曲」と言って、ムーディーなトランペットソロから始まったのは「キンカンのうた2020」! KINKANのポリシーを早口でまくしたて、オーイシダンサーズとともに「キンカン」の瓶を手に踊る姿が楽しい(もちろん、商品のカメラアピールも忘れない!)。さらに昭和の夜のラテン歌謡テイスト満載の「沼」を披露。黒ずくめのダンサー達と妖しいステージを繰り広げる。

推しにのめり込む気持ちを歌った「沼」を受けてのMCでは客席の推しグッズに触れ、オーイシマサヨシのアニソンシンガー人生を振り返ると、オタクのみんなからいじられたり真似されたりがあってこそ、ここまで伸びることができたと回想し、「今日も、ちょっとそんなオタクをステージに上げたいなと思っている」と告げる。DAY1ではオーイシナカヨシをノーアポで合流させていたが、今日のターゲットは、「ギフト」のフリを完コピした動画がバズり、去年の“オーイシ武道館”にもオーイシからのムチャぶりで出演を果たしていた“2人組のオタク”!フロアで大きく手を挙げた2人に、オーディエンスも大興奮だ。センターステージに上がってパフォーマンスした曲は……もちろん「ギフト」! オーイシダンサーズに交じって、リハーサルもなしに堂々とダンスを披露すると、オーイシもオフマイクで爆笑。ラストは3人で肩を組んで喝采を浴びた。
一息ついたオーイシから、ここでもう1つ。この幸せな気持ちを「メディアに残したいじゃん!」と言って「今日は僕の方から懇願しまして。特別なことしたいなと思って、次の曲だけ撮影許可します」とサプライズな提案とともに届けられたのは「好きになっちゃダメな人」。オーイシは歌いながらフロアに降りて通路を歩き、ファンと温かに交流。笑顔と笑顔が重なり、幸せな空間を作り上げた。

Sound Schedule&REAL AKIBA BOYZ&Tom-H@ck!朋友と見た最高の景色

メインステージに戻り、アコースティックギターをスタンバイしたオーイシ。「こんなふうにたくさんの方に愛を注がれて、応えないわけにいかないでしょう。この愛をどうする?お風呂にする?ご飯にする?それとも僕と寝るー?」と、お馴染みのセリフに繋いで「枕男子」がスタートする。“電気消して”のくだり、DAY1は大石昌良が登場したあの場面、果たして今日は?……の予想通り、センターステージからバンドセットがせり上がって登場したのは、彼のミュージシャン人生の出発点である3ピースバンド、Sound Schedule!

エレキの愛器・ギブソンES-335TDを抱えたギターボーカル・大石昌良、タイトなリズムを刻むドラムス・川原洋二とベースの沖裕志が奏でるのは、もちろんあの名曲「ピーターパン・シンドローム」だ。彼らが大人への階段を上っていた2002年。大人になりたくないわけじゃない、夢のない人間にはなりたくないというメッセージを込めたと、当時大石が語っていたこの曲こそ、今の彼らとオーイシ/大石の音楽を愛してきたファンの心を射抜くナンバーになった。 “急行電車に飛び乗り 僕らがいた場所へ向かった”、“最終的に僕達は それぞれの道へと進んだ”、そして“どういう未来を待ってる? ねえどういう明日を夢見てる?”……彼らが飛び乗っていた急行電車は、紆余曲折を経て今、SSAという大きなステージに到着した。一緒に明日を、未来を夢を見ていた3人が集い、顔を見合わせながら歌い、演奏を終えてハイタッチを交わす姿に、思わず目頭が熱くなった。

バンドメンバー紹介のセッションを終え、ここからはオーイシの卓越した歌唱力と音楽センスを遺憾なく発揮するゾーンに突入。華やかなラテンナンバー「楽園都市」、巻き起こる歓声にダイナミックなハイトーンが天から降り注ぐ「碧い砲撃」。そしてハイテンションのダンスチューン「かごめかごめ」がエンディングを迎えると、バンドが静かでドラマティックなインストゥルメンタルを奏で、再びオーイシが笑顔で手を振り、トロッコに乗ってステージ下手の通路から登場!DAY1では祭りの山車のように飾られていたトロッコも、今日は装いを一変し、舵輪を掲げた船仕様に。曲はもちろん「黄金航路」だ。ファンサービス満点のオーイシに赤、青、黄色のカラフルなペンライトが振られ、“幸せに突き進む冒険の旅”を描いた「ロールプレイング」へ。“どこにいても広がる素敵な世界地図 「幸せ」という名の住所は僕らの中にある”と歌い、「そうだろ、さいたまスーパーアリーナ!」と呼びかけるオーイシに、大歓声が「そうだ!」と応える。その多幸感は「エレクトリックパレード」へと導かれ、きらびやかな光のショーへとエナジーを引き継いでいく。

少し息を切らせながらファンと掛け合い、MCなしで駆け抜けた6曲を振り返るオーイシ。中でも「エレクトリックパレード」のペンライトを消す演出は、オーイシが最初から実現したかったものだと言う。「あれ絶対やりたかったんですよ。っていうのも、電気とオタクって同じやなと思って」と語るオーイシ。電気が点いている場所の1つ1つに、1人1人の生活や人生があると思うと「1個1個の電気って、めっちゃ尊いなと思ってね。だからアニソン歌ってるときにオタクたちが灯すこのペンライトも、めっちゃ尊いんですよ」と言葉を続ける。だから一度ペンライトを消し、再び点ける演出で「みんなの存在を近くに感じられる」と考えたのだという。

そして「僕のアニソンシンガー人生の中で、この人たちに出会わなければ、きっとブーストしなかったんじゃないかなと思います。盟友です」とステージに呼び込んだのは、REAL AKIBA BOYZ(RAB)。まずはMVにも登場していた涼宮あつき、けいたん、DRAGON、ムラトミ、マロンとともに「なまらめんこいギャル」を届け、1人1人の見事なフリーダンスにオーディエンスが沸き、一緒に高くジャンプする。ハイテンションな「なまらめんこいギャル」に続いてもう1曲、美しいピアノとオーイシの伸びやかな歌声で察したオーディエンスが大歓声を挙げて始まったのは……Snow Manの佐久間大介にソロ曲として楽曲提供した「守りたい、その笑顔」の仮歌バージョン! RABのとぅーし、ゾマやかじゃない!、ネス、龍も合流し、“オタク用語”連発の歌詞に合わせてオーディエンスが大合唱。この日一番の盛り上がりを見せた。

Ⓒ円谷プロ Ⓒ2023 TRIGGER・雨宮哲/「劇場版グリッドマンユニバース」製作委員会

RABを送り出したオーイシは「守りたい、その笑顔」を振り返り、佐久間大介本人が関係者席で一緒に全力で踊っていたのを見て「フリ、間違えてしもーたがな!」と苦笑い。カバーすることを許可してくれたことに感謝を述べた。一息ついて、ゆっくりとMCを続けていたオーイシだが、ここでスクランブルが発生する。DAY1のゼットンに続き、DAY2にはアニメ『SSSS.DYNAZENON』の咬文嚼字怪獣ガギュラが出現!戦闘開始の合図「バトル」「ゴー!」を掛け合ってオーイシが「インパーフェクト」を歌い始めると、ステージにはダイナゼノンが降臨。またも激しいバトルが繰り広げられ、ガギュラに押されたダイナゼノンがピンチを迎えたところにグリッドナイトが参戦し、力を合わせてガギュラを撃退。オーイシとダイナゼノン、グリッドナイトが高らかに拳を挙げて「インパーフェクト」を終えた……かと思いきや、今度はラスボス、怪獣発生源集合体マッドオリジンが襲い来る。
ダイナゼノンとグリッドナイトが去ってしまったステージ。オーイシが「誰か助けてー!ヒーロー!」と叫ぶと、そこに現れたのは、オーイシの相方でもあるTom-H@ck。「アクセス・フラッシュ」を合い言葉にして「UNION」が始まり、グリッドマンとマッドオリジンがバトル。さらには電光超人グリッドマンも参戦し、DAY2のヒーローショーとライブ本編を締めくくったのは、ギターヒーロー・Tom-H@ckの力も借りて今日のゲストヒーローたちが全員登場してド派手に盛り上げた「uni-verse」。センターステージに、シルバーの花吹雪が軽やかに舞い散った。

ただのモブを押し上げてくれたファンに感謝し、次なる野望へ

アンコールの声に応えてオーイシが再びステージへ。感謝の言葉を添えて奈良悠樹、髭白 健、工藤 嶺、半田彬倫のバンドメンバーを呼び込み、「そしてもう一度この方に登場してもらいたいと思います」とTom-H@ckを迎えるが、その顔を見てオーイシが「待て待て待て!バリ泣いてるやん!こんなTomくん知らんぞ!」と笑い出す。今日、バックステージでは何をしても涙が出てきていたというTom-H@ckが「だって12、3年前にさ、大石さんとご一緒してから……まさかさいたまスーパーアリーナに立つなんてさ」と感慨深げに言葉を紡ぐと、「でも、きっかけを作ってくれたのはあなたですよ」と感謝を告げる。「俺はTom-H@ckくんとまだ見たい景色があるで。これからも俺はずっとOxTをやりたいよ」とオーイシが語ると、またTom-H@ckの瞳から涙があふれてくる。

そして、ここだけはオーイシマサヨシではなくOxTとして1曲届けたいとオーイシが語り、「Clattanoia」へ!オーイシとTom-H@ckがハイタッチを交わし、真っ赤な照明と真っ赤なペンライトに彩られたハイパーチューンにオーディエンスが熱狂した。DAY2も終演が近づき、「かっこいい音に包まれてさ、最強のゲストに包まれてさ、頼りになるスタッフに包まれて、そしてめちゃくちゃおもろいオタクたちに囲まれて。いや、マジでこの2日間はヤバかった」と名残惜しさを口にするオーイシ。「俺、ステージ降りたらモブなんす、マジで」と語り、「こんな華やかなステージに、こんなビッグなステージに押し上げてくれてるのは、紛れもなくキミたちなんです。俺はこれから、マジでアニソン王目指すぞ。そして国造る。俺一人じゃない、みんなで作っていこう」「俺はずっとみんなと友達でいたいから、この距離でずっと突っ走るぞ。何言われても、ずっとみんなと一緒に並走していくからついてこい!」 と高らかに宣言した。

オーイシマサヨシのアニソン人生を、新旧セットリストでなぞって届けた“オーイシSSA”。ファンの心に、彼の作る音楽と彼の歌の素晴らしさ、そして類い希なるショーマンシップとエンターテイメント性を見せつけた2日間。その大団円を飾った曲は、「君じゃなきゃダメみたい」と「ようこそジャパリパークへ」だった。
DAY1の終演後には、2026年9月22日の“オーイシ武道館 Vol.3 ~オーイシマサヨシ ワンマンライブ at 日本武道館~”と、9月23日の“大石武道館 ~大石昌良 弾き語りワンマンライブ at 日本武道館~”の開催も発表。DAY2にはニューアルバム『仮歌Ⅲ』が2026年夏リリース予定であることも告知された“オーイシSSA”。鳴り止まない拍手と歓声、オーイシを呼ぶ声は、この空間を共有し、アニソン王の国造りへの第一歩を目撃した、すべての人の心に残り続けることだろう。

“オーイシSSA”
〈セットリスト〉
DAY1
M01. エンターテイナー
M02. インパーフェクト
M03. ギフト
M04. 死んだ!
M05. Hands
M06. ウルトラSing!!
M07. 英雄の歌
M08. かごめかごめ
M09. 枕男子 ~ファイヤー! by 大石昌良~
M11. あとの祭り
M12. ギャンブリングホール
M13. エレクトリックパレード
M14. 主人公になろう! feat. 鈴木愛理
M15. サインはB feat. 鈴木愛理
M16. ドラゴンエネルギー
M17. ロールプレイング
M18. 君じゃなきゃダメみたい
アンコール
M19. なまらめんこいギャル
M20. ようこそジャパリパークへ
M21. uni-verse

DAY2
M01. 世界が君を必要とする時が来たんだ
M02. MANKAI☆開花宣言
M03. キンカンのうた 2020
M04. 沼
M05. ギフト
M06. 好きになっちゃダメな人
M07. 枕男子 ~ピーターパン・シンドローム by Sound Schedule~
M08. 楽園都市
M09. 碧い砲撃
M10. かごめかごめ
M11. 黄金航路
M12. ロールプレイング
M13. エレクトリックパレード
M14. なまらめんこいギャル
M15. 守りたい、その笑顔
M16. インパーフェクト
M17. UNION
M18. uni-verse
アンコール
M19. Clattanoia
M20. 君じゃなきゃダメみたい
M21. ようこそジャパリパークへ


●イベント情報
オーイシ武道館 Vol.3 ~オーイシマサヨシ ワンマンライブ at 日本武道館~
2026年9月22日(火・祝) 開場17:00/開演18:00
会場:日本武道館
出演:オーイシマサヨシ
<チケット>
通常チケット 全席指定 ¥9,800 (税込)
車椅子チケット: 全席指定 ¥9,800 (税込)

大石武道館 ~大石昌良 弾き語りワンマンライブ at 日本武道館~
2026年9月23日(水・祝) 開場15:00/開演16:00
会場:日本武道館
出演:大石昌良
<チケット>
通常チケット:全席指定 ¥8,800 (税込)
車椅子チケット: 全席指定 ¥8,800 (税込)

関連リンク

大石昌良 オーイシマサヨシ オフィシャルサイト
https://www.014014.jp/

大石昌良 オーイシマサヨシ オフィシャルX
https://x.com/masayoshi_oishi

大石昌良 オーイシマサヨシ 公式スタッフX
https://x.com/014014_staff

オーイシマサヨシ オフィシャルYouTube
https://www.youtube.com/@014Masayoshi

SHARE

RANKING
ランキング

もっと見る

PAGE TOP