声優・神尾晋一郎×作曲家・間宮丈裕(ゆよゆっぺ)による純文学樂団「KATARI」、初の単独ライブ独奏会『嚆矢』オフィシャルレポート到着

静寂の後、闇を照らすかのような音色が聴こえる。立原道造氏著による「暁と夕の詩」だ。夢と現実を行き来するような本作の内容は、まさに観劇している我々のようで、幾度も読み返す物語の夢。ずっと見ていたいと思える印象とともに、迎えなければならない明日がきてしまうかのような物寂しさと共に全楽曲を語り終えた。

全楽曲を語り終え、公演も終わりかと思いきや、降り続く雨の音とピアノの旋律が会場をまた別の時代、世界へと誘う。宮沢賢治氏「雨ニモマケズ」だ。

本作は本公演にて本邦初公開となる新曲。KATARIが結成され一番初めに制作された処女作であり、最も思い入れも強い作品だ。荒削りで、軽快だがどこか少し物寂しい間宮氏の歌声と、神尾氏の語る言葉のそこはかとない凄みに、我々は未だ知らなかったKATARIの原点に触れることができたと思う。

メロウな音楽とともに公演は終焉を告げる。「晦にて」。様々な時代、世界での観測者であり、傍観者となるKATARIが最後に見せてくれたパフォーマンスは、これからの幕開けもまた予感させるKATARIとは何者なのかを知らしめるに相応しい内容となった。

公演後は出展情報やグッズ情報などの発表もあり、これからの展開も明らかとなった。今後の活躍からますます目が離せない。

【セットリスト】
00:朔に
01:山羊の歌
02:夢と現実
03:HUMAN LOST・かくめい
04:死の淵より
05:暁と夕の詩
06:雨ニモマケズ
07:晦にて


●リリース情報
KATARI アルバム
『KATARI第一集「開架」』
10月31日(日)「M3-2021 秋」にて先行リリース決定

【純文学樂団「KATARI」とは】
人の心の核心を憑く音『純文学×朗読×Lo-fi Music』を融合させた純文学の新たな可能性を 築きつつある新進気鋭のアーティスト、純文学樂團「KATARI」。 神尾晋一郎扮する語り手は各純文学作品内の傍観者、時には作者自身に扮し、その人人の人生を言の葉をなぞり、間宮丈裕はその言の葉に旋律を乗せ、調べを騙る。「KATARI」は中原中也、与謝野晶子、宮沢賢治など著名純文学者を題材とした楽曲を SNS 中心に公開しており、楽曲を発表、配信するたびに多くのファンの心は「KATARI」の世界に没入している。その影響範囲は既に海外のメディアまで注目するほどに波及している。今後の展開にも是非とも注目してほしい。

【「KATARI」メンバー】
■神尾晋一郎

北海道出身。声優・俳優・ナレーター・DJ として幅広く活動。2019 年、第13 回声優アワー ドにて、『ヒプノシスマイク』として歌唱賞を受賞。主な出演作に『あんさんぶるスターズ!』 (鬼龍紅郎)、『ヒプノシスマイク』(毒島メイソン理鶯)、『世界はほしいモノにあふれてる』 (ナレーション)、『にほんごであそぼ』(マジ・しゃんいちろう)などがある。

■間宮丈裕

茨城県出身。サウンドクリエイター「ゆよゆっぺ」として活動している。バンド「Naked Identity Created by King」のメンバー。「DJ’TEKINA // SOMETHING」名義で DJ としても活動 もしている。DJ としては ROCK IN JAPAN FESTIVAL 、SUMMER SONIC にも出演し、多数のアーティスト楽曲制作を担当している。

関連リンク

KATARI Twitter
https://twitter.com/KATARI0803

KATARI YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCPMEwGRBvZ5euobzws8U9Fg/featured

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