“始まり”を改めて感じさせた、盛りだくさんのリリースイベント! “TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』OPテーマ 発売記念イベント”レポート

12月11日、科学技術館サイエンスホールにてTVアニメ『ブレイブウィッチーズ』OPテーマ「アシタノツバサ」発売記念イベントが開催。その楽曲を歌唱するライブはもちろん、キャストが登壇してのトークコーナーとの二段構えでの実施。アニメの放送が終盤に差し掛かるなか、ひとつの作品を通して築きあげられたチームワークとともに軽妙なトークを展開してくれた。本稿では、夜の部のレポートをお届けする。

イベントはライブコーナーからスタート。定刻になり、石田燿子が登壇するとともにOPテーマ「アシタノツバサ」を歌唱開始。場内には、一斉に歓声が響き渡る。突き抜ける青空のような爽やかな歌声を響かせながらも、彼女の目にはまだまだ不十分に映ったのか、2サビ明けにはさらに場内を高める煽りも交えて、ロケットスタートを決める。続く「ソラノイロ」は彼女自身が作詞を手掛けた楽曲で、「ウィッチへの愛情をありったけ注ぎ込んだ曲」と歌唱前に語ってからの披露に。前向きなポップ・ロックで、客席を意識しながらも自然にステージを使い、目線やボディパフォーマンスをも活用して歌声を届けられるのにはさすがのひと言だ。間奏では、本稿記載のためのメモ帳が手元でビリビリ震えるほどの歓声が場内を包み込み、その愛がファンの心に届いたものであることを感じさせた。

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ここで一旦ライブコーナーは終了。替わってキャスト陣が登壇してのトークコーナーへと移る。夜の部に出演したのは、高森奈津美(ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン役)、五十嵐裕美(エディータ・ロスマン役)、石田嘉代(ヴァルトルート・クルピンスキー役)、佐藤利奈(グンドュラ・ラル役)の4人(※以上登壇順)。この時点でオンエアされていた9話までのエピソードを振り返る“第二回ブレイブミーティング”を開催する。

まずは「私が選ぶ『ブレイブウィッチーズ』の見どころの件」と題した、4人が事前に選んだ本編の名シーンを、それぞれ上映したのちにそのエピソードについて語っていくコーナーから。さながらリアルタイムでのオーディオコメンタリー状態のシーン上映に続けて詳しく思い入れが語られていくという、ファン垂涎のコーナーとなった。「今までにない真面目な表情で二枚目感を出せた」という8話の船団を守るミッションを挙げた石田(嘉)など、自身の演じるキャラを取り上げるキャストが多いなか、佐藤は「好きな子の、いちばん『いいなぁ……』っていうシーン」である、第4話でひかりが塔を登りきるシーンをチョイス。「テストのときから気持ちが入って演じられていたのを観ていたシーンなので、印象深かった」と振り返っていた。

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続いては「ブレイブクエスチョン!?」のコーナー。実は開演前、ステージ奥のスクリーンで出演者への質問を受け付ける旨とその受付特設アドレスが案内されており、このコーナーではそのメールをひとり1枚ずつBOXから抽選してキャスト一同その質問に答えていくことに。ファンならではのアツくコアな質問が続出するなか、「ロスマン先生に叱られるとしたら、どんなふうに叱られたい?」との質問には、佐藤の「先生はたぶん怒ったあとにアメを与えるタイプだろうから、そこに期待したいよね」との言葉から「叱りすぎたと感じたロスマンがどうデレるか?」という妄想談義がスタート。さらに高森が「逆に叱られてるところを見てみたい」と話を膨らませると、ロスマンを唯一叱れるであろうラルに話が及び、「優しいから、むしろ怒る前に見限られそう」との結論に。“ブレイク”のうちふたり、石田(嘉)・高森が先んじて怯えて(?)いた姿が印象的だった。
その一方で、「皆さんが好きなお酒は?」というパーソナルな質問も登場。なかなか話題に出ない系統の話題に、その他キャストの酒席でのテンションの妄想などでも盛り上がり、最後には五十嵐が「“502会”やろう!」と提案していた。

そうしてファンのコアな質問に濃密なトークで返した4人は、ここで一旦降壇。再び石田(燿)登壇のもと、ピアノとアコギを従えての生音でのアコースティックコーナーがスタート。この日、来年5月にアコースティックライブを開催すると発表した彼女だが、それの半年以上前にした段階でも抜群の仕上がりっぷり。「STRIKE WITCHES~わたしにできること~」「約束の空へ~私のいた場所~」と披露していった楽曲たちは、サウンドがシンプルな分より歌声そのものが映える形に。一方でアコースティックらしい温かみのあるサウンドの中に残る爽やかさは、実にこのシリーズらしい。
さらに、早速「アシタノツバサ」のAcoustic Verも披露。イントロの持つ夜明け感がより明確に感じられるものとなっており、それを受け止めた観客もこの曲ではクラップでサウンドを彩り、“みんなで”一緒に音を作り上げていた。

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アコースティックコーナーを抜け、最後に「Private Wing」を披露。イントロで「みんなの大きな声聴かせて!」と言葉で観客を煽り、歌唱中や間奏などでは腕を振り上げて煽る仕草も見せつつ、Aメロで片手を使って観客の声を聴くような仕草も織り交ぜてグイグイとテンションを乗せていく。しかしそれが想定を上回ったからか、落ちサビ前には「みんなすごいねー、楽しいね!」との言葉も飛び出すほどの盛り上がりを見せ、ライブは最高の空気のなか幕を下ろした。

歌唱後も止まないアンコールの声に応えて、まずは石田(燿)が、続けて彼女の呼び込みでキャスト4人が再登壇。まずはサイン台本入りプレゼント抽選会を実施する。チケット半券を使っての完全ランダム抽選だったにも関わらず、会場全体まんべんなく当選者が出たのも、また奇跡。
最後に5人からひと言ずつファンへのメッセージ。「出るメンバーが違うと話す内容も違って、着眼点の違いを感じました。いろんなキャラと話せると、ニパが広がるようでうれしいです」と語った高森に、「後半に向けて展開も盛りだくさん。ロスマン先生が最後にかける言葉にも、楽しみにしていてほしいです」と五十嵐が続ける。また、石田(嘉)は「今日、リアルクルピンスキーの身長で来たんですよ」と語り、元々ロスマンと同じ身長の五十嵐と並び、肩を抱くファンサービスを見せてくれた。さらに佐藤が「本筋は最前線なので割と重たいけど、中の人はみんな個性的なので、柔らかいエピソードもやりたいな」と、さらなるこの作品の広がりに期待するコメントを寄せると、石田(燿)も続けて「501も10年近くの作品になるわけですけど、今日のイベントで『502も始まったな』って感じました。これから皆さんと長いおつきあいが始まるとうれしいな、と思います」と、作品の広がりを期待させる言葉を残してくれた。

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そしてそのまま彼女の先導で、EDテーマ「LITTLE WING 〜Spirit of LINDBERG〜」の披露へ。スクリーンにも歌詞が映り、頭サビは会場全体での大合唱に。そうして一発で盛り上がった会場はそのまま止まらない。サビでは全員のユニゾンにコールが返り、この日いちばんの盛り上がり方を見せる。かと思えば、ラスサビでは五十嵐・石田(嘉)のふたりが、先ほどのメッセージに続いて今度はユニゾンを披露していたのも、見逃せないポイントだった。そして最後は、アウトロのコールも場内全体で大合唱。こうして豪華すぎるリリースイベントは、幕を下ろした。

放送中のアニメも最終回を迎え……との言葉だけとらえれば、少々寂しく感じられるかもしれない。しかし、来年1月に控えた作品イベント“みんなとこれからデキること!”の開催をはじめ、502の物語はまだまだ終わらない。この日筆者のメモを揺らしたほどのアツい声援が響き続ければ、これから私たちと502とはきっと“長いおつきあい”をしていけることだろう。

Text by 須永兼次

“TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』OPテーマ「アシタノツバサ」 CD購入者限定 発売記念イベント”
2016.12.11@科学技術館サイエンスホール
【SET LIST】
M1.アシタノツバサ
M2.ソラノイロ
M3.STRIKE WITCHES~わたしにできること~(Acoustic_Band Ver)
M4.約束の空へ~私のいた場所~(Acoustic_Band Ver)
M5.アシタノツバサ(Acoustic_Band Ver)
M6.Private Wing
EN.Little Wing(全員歌唱)

●リリース情報
TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』OPテーマ
「アシタノツバサ」』
発売中

【DVD付限定盤】
int-161117-001

品番:COZC-1252~3
価格:¥1,800+税

【通常盤】
int-161117-002

品番:COCC-17138
価格:¥1,200+税

<CD>
1.アシタノツバサ
作詞:Mio Aoyama 作曲・編曲:堀江晶太
2.ソラノイロ
作詞:石田燿子 作曲:田村ジュン 編曲:草野よしひろ
3.アシタノツバサ‐Another Version-
作詞:Mio Aoyama 作曲:堀江晶太 編曲:R.O.N
4.アシタノツバサ<Instrumental>
5.ソラノイロ<Instrumental>
6.アシタノツバサ‐Another Version-<Instrumental>

<DVD>
7月9日山野ホールにて開催、「ストライクウィッチーズ 秘め歌コンプリートBOX発売記念イベント」より
・STRIKE WITCHES~わたしにできること~ /石田燿子
・STRIKE WITCHES 2 ~笑顔の魔法~ /石田燿子
・約束の空へ ~私のいた場所~ /園崎未恵、石田燿子

TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』エンディング・テーマ コレクション
歌:雁淵ひかり(CV:加隈亜衣)、雁淵孝美(CV:末柄里恵)、管野直枝(CV:村川梨衣)、ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン(CV:高森奈津美)、ヴァルトルート・クルピンスキー(CV:石田嘉代)、アレクサンドラ・I・ポクルイーシキン(CV:原由実)、ジョーゼット・ルマール(CV:照井春佳)、下原定子(CV:水谷麻鈴)、エディータ・ロスマン(CV:五十嵐裕美)、グンドュラ・ラル(CV:佐藤利奈)
発売中
161210-c020

【DVD付限定盤】
品番:COZX-1272~3
価格:¥3,241+税

【通常盤】
品番:COCX-39788
価格:¥2,778+税

<CD>
「LITTLE WING~Spirit of LINDBERG」
作詞:渡瀬マキ 作曲:川添智久 編曲:岡野裕次郎(TryToneLabo)
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.1 歌:雁淵ひかり&雁淵孝美
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.2 歌:雁淵孝美&雁淵ひかり
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.3 歌:雁淵ひかり&ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン&管野直枝
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.4 歌:エディータ・ロスマン&雁淵ひかり
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.5 歌:下原定子&ジョーゼット・ルマール
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.6 歌:アレクサンドラ・イワーノヴナ・ポクルイーシキン&ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.7 歌:ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン&雁淵ひかり
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.8 歌:ヴァルトルート・クルピンスキー&ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン&管野直枝
・LITTLE WING~Spirit of LINDBERG~ Vol.9 歌:管野直枝&雁淵ひかり
他、全バージョンを収録予定。

<DVD>
ブレイブウィッチーズ キャスト対談 4本立て
・ブレイブウィッチーズ キャスト対談 加隈亜衣×末柄里恵
・ブレイブウィッチーズ キャスト対談 原 由実×五十嵐裕美×佐藤利奈
・ブレイブウィッチーズ キャスト対談 照井春佳×水谷麻鈴
・ブレイブウィッチーズ キャスト対談 高森奈津美×村川梨衣×石田嘉代

TVアニメ『ブレイブウィッチーズ』オリジナル・サウンドトラック
音楽:長岡成貢
発売中
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品番:COCX-39789
価格:¥2,778+税

<CD>
全32曲収録。
アシタノツバサ(TVサイズ)、佐世保の魔法少女、グリゴーリ出現、502の戦い、他。

『ブレイブウィッチーズ 秘め歌コレクション Vol.1』
雁淵ひかり(CV:加隈亜衣)、雁淵孝美(CV:末柄里恵)
3月1日発売
品番:COCX-39871
価格:¥2,500+税

『ブレイブウィッチーズ秘め歌コレクションVol.2』
ヴァルトルート・クルピンスキー(CV:石田嘉代)、ニッカ・エドワーディン・カタヤイネン(CV:高森奈津美)、管野直枝(CV:村川梨衣)
3月1日発売
品番:COCX-39872
価格:¥2,500+税

『ブレイブウィッチーズ秘め歌コレクションVol.3』
ジョーゼット・ルマール(CV:照井春佳)、下原定子(CV:水谷麻鈴)
3月29日発売
品番:COCX-39873
価格:¥2,500+税

『ブレイブウィッチーズ秘め歌コレクションVol.4』
アレクサンドラ・イワーノヴナ・ポクルイーシキン(CV:原由美)、エディータ・ロスマン(CV:五十嵐裕美)、グンドュラ・ラル(CV:佐藤利奈)
3月29日発売
品番:COCX-39874
価格:¥2,500+税

ⓒ2016島田フミカネ・KADOKAWA/第502統合戦闘航空団

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